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10年間やって思う講師やファシリテーターの役割とは?

ぼくが講師やファシリテーターになったのは
いまから10年前のこと

その頃は、
人前で話すのはとてもイヤだったこともあり


別に講師やファシリテータに
なりたくてなったわけでもなく


それしか方法が思い付かなかったからという
ただそれだけの理由だったりします。

2011年ころのぼくは
頑張って働いてもどうにも
「幸せ」だとか「嬉しい」とかいう感覚には
なかなかなれませんでした。

頑張れば頑張るほど
そこから遠ざかっていく、、、

ふと横を見ると後輩や同僚も
同じ負のループに入っているようでした。

頑張れば頑張るほど
周囲の人との温度差がうまれ
どんどん孤立していく、、、

そうすると
「なんで頑張ってるのに分かってくれないんだ?」
という感情になっていってしまっているようだと
自分の心の中やまわりの人たちの様子を観察して
そんなふうに分析していました。
 

「この負の連鎖を絶ちきるにはどうしたら?」
と、考え続けた結果が
 

「自分だけが変わるのではなく、
まわりの人も巻き込みながら自ら変わっていき
環境を変えること」

一旦はそのこたえにたどりついたけれど
「だけど、じゃあ具体的にどうしたらいいのか?」

さらに考えを具体化してみた先には
何も浮かばない日々が繰り返されていく

誰かに何かを訴えかけたとしても
きっと変わっていくことはないだろうけれど
 

自分にはそこまでまだ度胸というか
自信のようなものもなかったから
結局、なかなか動けずにいたまま
時間だけが過ぎていきました。

そこからいろんな学びの場に
出掛けていったりしているうちに


自分が影響を与えて
大きな組織に変化をおこしていくためには
講師やファシリテーターになるという選択肢だけしか
ぼくの視野の中にはありませんでした。
 

 

人前にでるのは、できればりたくなかったけれど
それ以外思いつかなかったし
早く始めるにはもうそれしかなかった。
そんな状態だったと記憶しています。
 

◎10年振り返って思う講師やファシリテーターの役割とは何だろう?

2011年から始めた講師やファシリテーターは
試行錯誤しながら様々な場面で活動を
積み重ねて来ました。

途中でたくさん非難されたり
距離を置かれたこともあったけれど

理解ある方々の支えや応援があって
いまの役割を続けることができました。
 

10年経った今改めて思う
「講師やファシリテーターの役割とは?」

様々な答えがぼくの頭の中で浮かびます。

もちろん自分の成長のためとか
新たな知識を増やすとか
講師やファシリテーターとして
様々な役割はあるのだろうけれど

長期的な視点でとらえてみたときに
「自分以外の人のために行動を起こそうとする人を増やすこと。そしてそのきっかけや環境を作り出すこと」

もう少し平たく言うと
「貢献したくなる人が増えやすい環境を作り出すこと」

現時点でのいまのぼくの答えとしては
そう思っています。

 
「マズローの5段階」をかけあがる環境を整える

(引用:https://www.jimpei.net/entry/maslow)

人のためや社会のために貢献しようとする
気持ちになるには
その人が声にはださないけれど
潜在的にもっていることを
満たされた状態になるように
環境を整える必要があると
個人的にはおもっています。

それは過去ぼく自身は気がつかなかったけれど
とても必要だったと思われること。
そこがおろそかになっていたら
いつまでも前に進めないから。

だからこそ、
ぼくが思う講師やファシリテーターの役割としては
その環境を次の世代にはキチンと形にして
渡していくことなのだとおもっています。

具体的には
このマズローの5段階のうち、特に上3段に
フォーカスをあてて

・職場を安心安全の場にして「所属の欲求」が満たされる


・お互いの目標をしり、認め合う風土をつくり「承認欲求」が満たされる

・お互いのやりたいことや実現したいことを応援しあい、行動をおこしつづける仕組みで「自己実現欲求」が満たされる

これらの状態になるように
職場の状態をつかんで、
そこに見あった場を作り出すこと
 
それが
講師やファシリテーターの
役割なのだろうと思っています。



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