備忘録 アフターコロナの予感

6月に入ってから、お客様を始めとする「人々」のマインド(気持ち)が大きく上向きに変化してきてと感じる。
▶即ち「コロナの後」に向かい始めたのだと感じる(日和見の状態に、ワクチンの急拡大の「ポジティブ」 勢力が勝り始めた。)

そのうえでビジネスの展開を再構築・加速させていかなければならない。

それらを後押しするマインドの変化や2020~21に掛けての変化を考察して記しておく。

・情報リテラシーの変化
大手のポータルサイトや格付けサイト、口コミサイトらが可視化された「数」の過多で評価をつけてきた。
店舗側が翻弄されていたけど、
コロナ禍により、情報発信にスピード感がマストとなり個人店もSNSの活用を余儀なくされた。
それにより、アウトプットや発信の重要性を学習したオーナーが情報を発信する癖がついた。
それと同時にカスタマー側も換気や感染対策の確認や、日々変化する営業日時の確認の為に店舗SNSをチェックするようになった。

その為、情報リテラシーが高まったと感じる。

・ロジスティクスの流動性の向上
コロナ禍により、対面が避けられネット通販が幅広い世代や日本全国隅々までネットワークが張り巡らさてた。
そこで「今すぐ欲しい」ものと「明日以降でいいもの」
や持ち帰りたいもの/持ちたくないもの など判断基準が変わった。
もしくは月での使用頻度や使用額においてのポイントバックなどのキャッシュレスでの有用性も後押しがあったと感じる(同じ定期的 な購買での様々なコストと還元を篩いにかける)

・情報の伝搬の仕方
情報の鮮度や革新性、撹拌性など伝わり方や必要な層などヒエラルキーがある。
情報の発信や受信に
強者/弱者 もしくは送り手/受け手 が存在していることが分かった。
オピニオンリーダーやインフルエンサーと呼ばれる人が、そのフォロワーに対して放ち、
そのフォロワーが二次創作・三次創作でそれぞれのフォロワーに情報を撹拌する。
下に行けば行くほど裾野が広がるが、広がれば広がるが程に鮮度が落ちて陳腐化する。
なので、どの層にどのタイミングで誰に情報を放つかの見極めが大切である。


更には情報のタグ化・フィルター化も出てきた。
タグやフィルターを用いることで情報の受け手への選定や囲い込みが出来る。
その囲いの中でなら、情報の二次創作側もトップになり優位でいられる。
クリエイターでなくとも、ある領域ではトップでいられることになる。

・嗜好性、生活必需の選定
人によっての優先順位の度合いが明確になった。
つまり単純な価格競争ではなくなった。
多い/少ない、安い/高い、大きい/小さい、遠い/近い の単純な比較以外にも
これだけは欠かせない。と言う絶対が明確化された。
そこの見極めで、コアなフォロワーに対して適切な還元をする事で利益の確保や安定性が可能になった。

そういったマインドの変化が一年掛けて緩かにスライドし、ワクチンやオリンピックの開催から終了を経て
新しい前向きな日常へと変貌する予感を日々の営業から感じ取る。

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