v.538

おはこんばんちわ。
いくつかの宣伝です。

2024年7月20日発売の『写真』vol.6「ゴースト/Ghost」の読み物
[MECHANISM]のページで赤城耕一氏、ミゾタユキ氏との座談会に参加しています。

SL3徹底解説のコーナーでインプレ記事を担当しています。
あと物撮りでLeica ​III aを撮っています。​

III a じゃなかったらスイマセン


例によって「間違いだらけのレンズ選び」が発売されます。
私が担当したところでは、
『激論:コシナ』
『高級レンズの条件とは?:コシナに訊け』
『レンズ周りの困った症状:またまたコシナさん』
がオススメです。
コシナ推しが強いぞって思うかもだけど、コシナ推しとは別の部分で濃厚な内容となっています。

あと解説でR1とR5 Mark IIを。
レビューでZ6IIIなど担当しています。
紙媒体だとWebに比べて速報性が低くなってしまうこともあり、今回は色々考えさせられました。

不思議なことをひとつ。
Z6IIIの40数万ってすごく高く感じるのだけれども、
R5 Mark IIの60万は妥当に感じます。
アンチっぽくなっていますが、Z6IIIは素晴らしく良いカメラだよ。
でも、やたら高く感じるんだ。
スロットカバーを開けた時にパコーンって安い音がするところとか、三角環が引っ掛かって、時折素直に開いてくれないとか。
あれほどアピールしていた「ニコンクオリティ」は何処に行ったのだろう?

R5 Mark IIのカタログは、あんな感じでヤるだろうな、とは思っていましたが実際に想像通りというか、大概だと思いました。
広告やカタログが、いつの間にか悪者というか邪魔な扱いになるのは、個人的に寂しい気持ちがあります。
難しいね。


Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5 VM Type IIのインプレが公開されました。製品ページはコチラに↓

まずは掲載カットから。

LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5
アポランターだから「このくらい写るだろうな」みたいな予想を立てて撮るますよ
結果は「でしょうね」って感じ
写りがやべぇし立体感エグい
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5
ニヤニヤが止まらない写り
ピント位置が平面じゃなければ
そこまでシビアに感じませんでした
ちょっと慎重にって感じ
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5
甘くなるかと思ったけど
なにも起こりませんでした
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/4.0
50mmでf/4.0の写りとは思えなよね
「こんな感じに写ったっけ?」っていう、感覚のズレみたいなものが
画像チェック時には襲い掛かります
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5
別日に啼きながら撮り直しました
他のレンズだとピントが合って見えるくらいのピンボケとか
微妙な被写体ブレや手ブレなどは
ビシバシと正直に指摘してくるレンズなので
いつもよりシャッター速度は速めを選択したいところであります
ちなみに
アポランターF2っていう鬼教官みたいなレンズがありますが
アイツと比べれば可愛いモンです
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/4.0
「f/4.0ってこんなにピント薄かったっけ?」と首を傾げるピントの薄さ
絞っても解像感は変わらないです
開放からギンギンに性能でてるからね
LマウントならSL3とかS1Rとかで撮ると差が出るのかも知れないけれども
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/5.6
写真だけ見てると50mmって感じが、やはりしないかな
長めのレンズに感じると思います
面白いよね
そう見える様に撮ったってのもあるけどね

ここからはボツカット。

LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5
ここだけで30枚撮りました
40過ぎのオジサンのボディは撮る時に前後動してしまうからね!
拡大してみたけど、ちゃんと拡大されて見えるかな??
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/4.0
オマジナイ的に気持ち絞りました
その効果があったのかは分かりません
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/4.0とf/5.6の間
趣味です
ビニール袋は撮りたくなるものです
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/5.6
疲れたので絞って撮ってた時のひとコマ
影も撮りたくなるものです
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5
歪曲でも見とくか、と思ってパチリ
わずかに糸巻きだぬ
ピント位置のキレがヤバいよね
立体感が仕事をし過ぎてる気がしますよ
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5(たぶん)
樹木の表皮も撮ってしまいます
銀塩プリントで大伸ばししたい感ある
マジで近所がお宝の山になるレンズだぬ
味わい深いレンズも楽しいけれども
性能出てるレンズもまた良い
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/4.0
好物
いったい何が潜んでいるのか
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/4.0
タール汚れの重機のアップ
気持ち奥ピンだねぇ・・・
疲れてくると如実に精度として見えちゃうから
適宜休憩しないと
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5
やだ、ちゅき(好き)・・・
ってなった1枚
お家を出てから体力測定以外で撮ったファーストショットです
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/4.0
祈りを籠めて気持ち絞ったけどシビアに見るとピント甘い
平面的にピント合わせようとすると
バカムズです
立体的に撮って誤魔化そうか?という誘惑に負けずに作例やってます
LUMIX S5 + APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type II
f/3.5
イジワルしてフリンジを見ています
これだけやってもこの程度とは恐れ入ります
エルデンリングで言えばマレニア級の強さ
フリンジが無いとむしろ不自然にも感じられるから
ある程度の収差類はあった方が好きです


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