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シノビガミ探訪帖 鍔鑿組①

割引あり

意外と続くもんですね、毎日投稿。
毎週投稿や毎月投稿に比べて今日やらなきゃいけないからかな。

※この記事はシノビガミに登場する設定や忍法の元ネタを探る一種のメモみたいなものです。「確実にこれが正解」のようなものを押し付けるものではないということだけご了承ください。

今日は顔面から出血しています。
いてえ。なんか怪我しました。いつ??どこで??わからん……

本作は、「河嶋陶一郎」「冒険支援株式会社」「株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作物です。
(C)河嶋陶一郎/冒険支援株式会社/株式会社新紀元社


解説範囲

というわけで今回の記事で書いていくのは、基本ルールブックに登場する鍔鑿組の忍法。
前回は元ネタ全然見つからなかったので暗雲が立ち込めています。
まぁでもこの記事を書いてる理由って他にこんなこと書いてる人がいないからなんですけれどもね。

ちなみに今回のサムネイルはUkiyoe Stock様からお借りしている。
画像は「鐔鑿(つばのみ)」。マジでどんなに調べても著作権的に使える画像がこれしかなかった。食費を削って2000円くらいの本物を買うか迷ったもん。
ちなみに原画は歌川広重らしい。ありがとう歌川広重。

流派忍法

というわけで早速本題に入ろう。
ちなみに今回は6件だから気が楽である。
いつもこれくらいならいいのに。

・【暗密】くらみつ

【暗密】の元ネタは恐らくは日本神話に登場する神「クラミツハ」ではないかと思われる。
シノビガミには日本神話由来の単語が多い。世界観の中で忍神そのものが日本神話由来だとしているからだろう。
クラミツハ灌漑井戸の神として崇められているが、元々はカグツチを斬った刀についた血から生まれた神である。

クラミツハ暗密刀と表記する作品には『神様ドォルズ』がある。OP曲が有名ですよね。
筆者はあんまり詳しくないがちょっとメカっぽいのでこれかもしれない。

・【機功】きこう

【機功】の元ネタは「気功」だろう。機械版
ちなみに創作の産物だと思っていた相手の内臓にダメージを与える中国拳法は実際に存在するらしい。すごい。
でもよく考えたら内臓の種類を問わなければ割と簡単にできるかもな……。金的とか……。

・【隠蓑】かくれみの

【隠蓑】の元ネタはそのまま鬼や天狗の持つ蓑、「隠れ蓑」である。
元ネタの隠れ蓑は言わば透明マントで、落語などの題材にもなっている。
そう、「隠れ蓑」という言葉は定義上そもそもの原義が光学迷彩なのだ。

水中や悪天候で使えなくなるのも何らかの作為を感じる。

・【精密機動】せいみつきどう

精密な高速機動精密機動
元ネタはない。そのままである。

フレーバーテキストを読む限り、要するにめっちゃすごい「手ブレ補正」である。
ちょっとしょぼくなってしまった。ごめん。

・【鷹の目】たかのめ

元ネタは慣用句の「鵜の目鷹の目」だろう。
これは鵜や鷹が獲物を探すときの目つきに喩えて、少しも見逃さずにものを探し求める様子を言ったものだ。
まぁ「鷹の目」くらいなら割と一般単語だろう。
正直解説しなくても変わらない気がする。

・【電脳】でんのう

コンピュータを意味する言葉「電脳」から。
語源は「電子頭脳」とされており、中国でも「電脳」はコンピュータを意味する単語となっている。

フレーバーテキストにある「脳とコンピュータを接続する」という内容は、今ではかなり現実に近いフィクションだろう。
実は近年神経疾患の治療目的でBCI(ブレイン・コンピュータ・インターフェース)という技術が研究されている。
いつかは我々もテレパシーのようなことができるのかもしれない。

あとがき

うん、忍法が少ない。
全然このぐらいでいい。マジで。
というか汎用忍法とか書きはじめたらどうなっちゃうんだほんと。

とまぁこんな感じで多くても12個ずつ紹介していけたらなと思います。
今回【暗密】しか収穫ないけど。そういうこともある。
廻鴉とか既に結構知ってたはずなんでそれまで我慢してください。

というわけで今回はここまで。

おまけ

今回もおまけでPCの話を書くことにしよう。

という訳で結構なんてことある今回のおまけ。
不明瞭、「四月朔日 絹綿」のお話。

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830字

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