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シノビガミのカラーパイについて考えてみる。(W)

やぁ、Vasakramaです。
シノビガミが好きな一般人でMTGが好きな一般人でもある。
今回どういう話をしていくのかと言うと、その両方に関連した話。
シノビガミでカラーパイを用いてキャラクター性の幅を広げていこうというお話だ。


この記事について

読者の中には特定の流派のキャラクターを複数作った時、そのキャラクター性が似通ってしまうという悲劇を経験した人もいるだろう。
今回のお話はそれを避けるのに役立つかもしれない。

カラーパイとはMTGに登場する概念で、カードや能力を色ごとに割り振っていくための基準だ。
MTGでは他のカードゲームよりもこのカラーパイに厳しく、分類されるものは能力、効果、クリーチャー・タイプのみならず、「思想」「性格」「性質」なども含んでいる。

要するにこの記事シリーズでは、カラーパイという参考例を用いて忍者の性格や思想を分類し、読者のみんなにアイデアのひとつとして提供していくということだ。
今回取り上げるのは白の六大流派、前半となる。
話題に困ったらそのうち下位流派もやるかもしれない。

色の性質と関係

今回のテーマは白だ。
平和を尊び、規則を重んじる秩序の色だ。
全体主義的な傾向にあり、利他の精神を良しとしている。

他の色との関係としては

友好色
・白(=保守)と青(=冷静)には「一時の感情に身を任せない」という共通点がある
・白(=全体主義)と緑(=調和)には「個人のために集団を犠牲にしない」という共通点がある

対抗色
・白(=利他的)と黒(=利己的)は「利他と利己」で対比されている
・白(=規律)と赤(=自由)は「秩序と混沌」で対比されている

といったところだろう。

主題

今回の主題。
白のカラーパイについて、六大流派の属性を加えて考えてみよう。

斜歯忍軍(白)

白を持つ斜歯忍軍は「正しい方法で研究を行うべき」と主張するに違いない。彼らにとって忍法狩りなどは唾棄すべきもので、何度でも足を運んで説明し、研究による利点をしっかりわかってもらった上で同意を勝ち取る……というのを理想としている。
正規の手段を取らず強引に研究を進めることは、斜歯忍軍の信用を地に落とすことになるからだ。
既に落ちているが。
今からでも信用の回復に努め、道徳的、倫理的に正しい研究を推し進めているのが白の斜歯忍軍である。

鞍馬神流(白)

白を持つ鞍馬神流は「隠忍や妖魔、悪忍の魔の手から人々を守る」忍者だ。
彼らは力無き人々の力となって戦うことを自分の宿命だと思っているのかもしれないし、責務と感じているのかもしれないし、そういう趣味かもしれない。
廻鴉なんかのあり方はかなりこれに近いと思う。
また白単色であるため当然ではあるが、勿論悪忍に同情などはしない。
「罪を犯す前に自分を頼って欲しかった」なんて思うことも少なくないだろう。

ハグレモノ(白)

白を持つハグレモノは「忖度ない平和と秩序のために組織に所属できなかった」者たちだ。
組織に所属するとどうしたって真の平和からは離れてしまう。
すなわち、組織による一人勝ち構造だ。
ハグレモノの白は利他の側面が強い。
要するに組織に所属しないのは「自分が助けたいと思った相手を助けるため」という考え方である。

あとがき

カラーパイ、個人的にはかなり好きな概念だし、考え方の分類として直感的で分かりやすいから多用してしまう。
MTGをやってる人間には通じやすいし、「指向性についての共通見解」として使いやすいからだ。

ちなみに僕、筆者のカラーパイは青>赤>白の俗にジェスカイ・カラーと呼ばれるカラーパイだと自認している。
知性と勢いと秩序。まぁ赤が入ってるのが自分の悪いところだなと思っている。こういうタイプの人間なら感情くらい意図的に殺せるようにした方がいい。絶対。
個人的にはカラーパイ診断は書き方が大仰すぎて世間体を考えて回答したり、「自分がこうあるべき」と思う像に向かっていくためあまり参考にならないと思っている。
まぁ僕と深くかかわった人間はいずれ僕から勝手にカラーパイを宛てられることもあるだろう。

そんなこんなで記事も1500文字を超えたのでこの辺りでいいだろう。
時には自分の性格と向き合ってみましょう。
今回はここまで。

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