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シノビガミ探訪帖 廻鴉①

おはようございます。
最近は朝起きたらこの記事を書いてからすべてを開始しているので、noteに生活を支配されていると言っても過言ではないかもしれない。
過言かもしれない。

※この記事はシノビガミに登場する設定や忍法の元ネタを探る一種のメモみたいなものです。「確実にこれが正解」のようなものを押し付けるものではないということだけご了承ください。

昨日は結局一日体調悪いままでしたね。マジでろくなことできなかったので元気になった今日、昨日まで溜めてた色んなことを頑張っていきたい。
片付けとか掃除とか片付けとか荷造りとか掃除とか

本作は、「河嶋陶一郎」「冒険支援株式会社」「株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作物です。
(C)河嶋陶一郎/冒険支援株式会社/株式会社新紀元社


解説範囲

今回の記事で取り扱うのは基本ルールブックに登場する廻鴉の流派忍法である。
流派忍法秘伝忍法に比べて下位流派の忍法は手間が控えめで気が楽だなぁ。
今一番怖いのは正忍記のハグレ下位流派と流派ブックの世界忍者連合です。
忍法一個で記事書いていいんですか??書くけど。

そして今回のサムネイルはまたもや写真AC様から。
ずぶずぶです。ずぶずぶ。
画像は「烏天狗」。廻鴉の元ネタですね。

流派忍法

というわけで本題。
というかこの記事を書き始めたきっかけがこの流派。
これを書いたら満足しちゃうんじゃないか?という懸念もある。

・【天狗】あまきつね

元ネタは『日本書紀』舒明天皇9年にて語られている轟音とともに都の空を裂いた光
音の正体を「流星だ」とか「だ」とか言っている中、唐から帰国した学僧、旻(みん)は「これは流星ではなく天狗(アマツキツネ)の吠える声だ」と言ったという。

フレーバーにも「流星」という記述が見られることから上記の元ネタで合っているだろう。日本最古の天狗伝承である。
ちょうどこれを元ネタにしたPCもいるので気が向いたら廻鴉バージョンも作りたい。

・【罰刀】ばっとう

全体的な伝承としては「人を魔道へと誘うもの」と語られる天狗も、地域の伝承ではむしろ「邪な者を罰する」と語られていたりする。
そもそも天狗とは一人や二人の存在ではなく、複数存在するとされているのだ。いい天狗もいれば悪い天狗もいるだろう。

魔道へと堕とす天狗もいれば邪なる者を罰する天狗もいる。
魔道へ堕とす心得があるなら魔道へ堕ちた者を苛ませる心得もあるだろう。
それが【罰刀】である。多分ね。

・【外法扇】げほうせん

元ネタは天狗といえばでお馴染みの「天狗の羽団扇」である。
名前に含まれる外法は天狗の別名、「外法様」から来ている。

実際の伝承で天狗の羽団扇飛行縮地、分身、変身、風雨、火災……など割と何でもできる。
そのうちの風を起こす能力縮地飛行能力などをピックアップして生まれたのがこの【外法扇】なのだろう。

・【境鳥】さかいどり

境鳥」とは木の葉天狗のことである。
鴉天狗じゃねえじゃん!!!
ちなみに木の葉天狗のもうひとつの別名は白狼天狗である。

天狗内ではかなり地位が低い天狗であることから、恐らく数も多いだろう。
そう考えるとその目から逃れるのは至難の技だ。

余談だが天狗自体はとも言われるほど格の高い伝説上の生物だが、木の葉天狗は全然妖怪扱いである。
妖怪も確かに恐ろしいが、面白生物みたいな妖怪も多々いる中で、その辺りの面々と並べられているのは少し可哀想でもある。

・【科狩】かがり

元ネタは恐らく「篝(かがり)」だろう。
は夜間、警戒などのために焚く火の事を言う。
特定の流派への警戒をするこの忍法はこの名前に相応しいと言えるだろう。

天狗には大きな関係がある。
そもそもさっき【外法扇】の項目でも書いた通り天狗の羽団扇火災が起こせるのだ。
なんだったら天狗で一番恐れられていた部分がその火災である。
そのため天狗を祀っている神社では火伏(=防火)の神として祀られているらしい。

・【覆滅】ふくめつ

覆滅」は「完全に滅びる、あるいは完全に滅ぼすこと」を意味する単語である。
描写通り、【奥義】を滅ぼすから【覆滅】である。

【罰刀】と同じく天狗自体ではなく、「廻鴉」に関連した忍法なのだろう。

あとがき

というわけでまぁ天狗の話をしてきた。
元々このシリーズを思いついた理由は、たまたま天狗について調べていた時「境鳥」が「木の葉天狗」、「白狼天狗」と同一のものだと知ったことに遡る。
とはいえ廻鴉から書き始めると変な人になってしまうからこうして斜歯忍軍から律儀に書いていたのだ。
無事に書けて嬉しい。これからも探訪帖は続いていくのでよければフォローとかスキとかしてほしい。

おまけは……特別書きたいというわけでもないので今回は見送ろう。
折角時間があるのでちょっと家の事とかやりたい。

そういうわけで今回はここまで。

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