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陽明学 生き方の極意を読んでみて

妻に勧められて久しぶりに読書をしました!
読書をした結論は「最高!」ですね。
現代の人たちとひたすらZOOM対話し続けてきましたが、過去の偉人と対話するためには読書ですね。
これを機に読書もしていこうと感じました。
本日は読書をしたことを自分の中に落とすためにnoteでアウトプットしていこうと思います。

どうして陽明学を読んだのか・・・

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表紙だけ見ると怪しい感じがしませんか?
私も妻のすすめでなければ絶対に読んでいません。
それほど妻が読書好きかというと全く読書ができません。
妻の依頼は私にこれを読んでもらい、教えて欲しいということでした。
妻はそんなことを全く言わないのでどうしたのか聞いてみると・・・

この人がおすすめしていた本だから気になったと・・・笑
そしてこの人のことを聞いてみるとめっちゃ面白い!
こんな人が世界にはいるんだ!
ではおすすめしている本を読んでみようという流れになったのです。
で実際に読んでみたらとても深い本で相当勉強になりました!
ということで早速本題に・・・・

陽明学の全体像

全部で六章で構成されています。
一章 陽明学と王陽明の生涯
二章 知行合一をめざす
三章 事情にあって自分を磨く
四章 「万物一体の仁」と「抜本塞源論」
五章 志を立て、心を燃やせ
六章 王陽明語録〜混迷の時代を拓く〜
上記のような構成です。
ちなみに私は読書をするときはすべて最初から見ないで気になったところから読んでしまう人です。
反対に興味ないところは一切読みません。
そんな私の投稿なのですべてをしっかり読みたいという方にはこの記事は参考になるかわかりませんのでご了承ください🙏

二章 知行合一をめざす

知行合一とは・・・
知(知ること)と行(行うこと)は同じ心の良知(人間に先天的に備わっている善悪是非の判断能力)から発する作用であり、分離不可能であるとする考え。

以下は印象に残った文面です。

人間の心というのは、一歩そのなかに立ち入ってみると、「天理」と「人欲」がせめぎ合っている場なのだといいます。「天理」とは、わかりやすく言いますと、天から授かったすばらしい素質、「人欲」とは、もろもろの好ましくない欲望です。ほうっておきますと、「人欲」がのさばって「天理」を覆いかくしてしまいます。そうならないためには、常に「天理」を実践して「人欲」を取り除くことにつとめなければならないというのです。

守屋 洋. 陽明学 生き方の極意 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.738-742). Kindle 版.

「天理」がすなわち「良知」だというのです。ただし、「天理」がそうであったように、「良知」もまたほうっておきますと、「人欲」によって曇らされてしまいます。そうならないためには、常に「良知」の発現につとめることが望まれるのだと言います。

守屋 洋. 陽明学 生き方の極意 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.791-793). Kindle 版.  

せっかく学んでも、実践しなかったら、学んだことにはならない、実践が伴ってこそ、ほんとうに学んだことになるというのが、陽明学です。

守屋 洋. 陽明学 生き方の極意 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.948-949). Kindle 版.

一、自分を磨く努力を怠らない
一、学んだことを実践に結びつける
これを心がけるだけでも、あたらずといえども遠からずで、「知行合一」に大きく近づくことができるでしょう。

守屋 洋. 陽明学 生き方の極意 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.957-959). Kindle 版.

二章のまとめ
人間には生まれながらに天理(人為でない天の正しい道理)が備わっているが、人欲(人間の欲望)により、それがなくなってしまう可能性もある。
実際の世の中をみてみるとどうでしょうか・・・
お金のために・・・
人にモテるために・・・
そんな人達ばかりではないでしょうか?
すべて利己的。
誰かが助かるために何かをするというマインドをもっている人が今では少数派になっている気がします。
そんな天理を大切にする人でいたいなと二章を読んで改めて感じました。
ちなみにこんなことを書いていると宗教じみてきていますが、私は宗教に関しては無頓着ですので好き放題書いています。
ご了承ください。

時間になってしまったので今日はここまで〜!
アップしないと忘れてしまうのでここでアップします!
第三章以降は気が向いたときに書きますね〜♪


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