note⑰ 喧嘩の良いところ

先日、旦那さんと久しぶりに喧嘩をした

喧嘩の原因は、行き違いだったと思う

リラックスして相手との関係性に慣れてくると

すべてを言わずとも伝わるだろう

わかってくれるだろう

むしろ、わかってくれないと というように、

相手に求めて、それがうまくいかないと

どうしてわかってくれない!と、不満が爆発することがある

身近な存在だからこそわかってもらいたい

その気持ちはお互い持っているものだと思う

もしかすると、関係性の長さに関係なく相手を好きになると誰しも持つものかもしれない

私は旦那さんとの関係性は良い関係性だと思っている

気を遣わず、でも感謝はお互い口に出すし、お互いの苦手を補いあって協力している

そう思っていても喧嘩する時はするのだ

喧嘩が悪いとは思わないが、喧嘩をしている最中の気分は最低だと感じる

夫婦喧嘩は犬も食わない  

確かにそうだと思う

二人とも喧嘩は嫌いなのだが、その時の感情でぶつかってしまう

すぐに仲直りしたくても、それなりに頑固で謝れないこともある

自分は悪くないと意地をはったり、自分が謝るなんてと小さなプライドを大切な相手に振りかざそうとしたり

毎回喧嘩をする度に本当は何が大事なのか完全に見失い、消滅する前に取り戻すを繰り返している気がする

それを思うと、喧嘩をしながら確かめているのかとも思ってしまう

だとすると、喧嘩をしなくても確かめられた方が断然良い

今回の喧嘩の話に戻ると、仲直りするために長い時間話をした

昔の話をしたり、どうしてこうなるのかお互いに深い話をすることができた

途中から喧嘩の内容を経て、お互いの内面について知り合えた

まだまだ知らない部分もお互いあるのだと知れた

はじめて話すけど、とお互いに伝え合った

お互いにそうだったんだと共感した

いつの間にか二人とも笑っていた

自然とでた「ごめんね」

喧嘩の終わりはとても穏やかだった

喧嘩は好きではない

相手も自分も傷つくし気分は最悪になるからだ

でも、避けて通れない事態の時もある

その時は仕方ない

でも、最悪のままにせずに無事に着地すれば

喧嘩前よりも相手のことが知れて

関係性が深まることもある

感情的になると暴走してしまうが、あとから思い返すと相手はそれほど強い思いを持っていたんだとわかることもある

その強い裏にある気持ちを考えることができるかどうか

相手を思いやる気持ちが持てれば、きっと仲直りできる

喧嘩は嫌いだけど、喧嘩にだって良いところがあると思えた

おしまい

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