漫才ルックバック

手を振って登場する藤野と京本

藤野「どうもー」

京本「どうも!」

藤野「いやーどっちがボケますか」

京本「そりゃもちろん、藤野さんでしょ」

藤野「いやいや」

京本「藤野さんの四コマは、面白いし」

藤野「確かにね」

藤野「京本さんの漫画は画力を誇示してるだけですからね」

京本「うわわ」

藤野「誇示コマ漫画ですよ、四コマ漫画じゃなくて」

京本「んっ?」

藤野「まあでも私はね、京本さんのほうがボケに向いてると思うよ」

京本「えっ なんで?」

藤野「内向的じゃないですか、難しく言うと京本さんって」

藤野「そういう人のほうがすごいクリエイティビティがあるんだって」

京本「そうなんだ 悪い気はしないなあ」

藤野「口数は少ないけど、心の中は爆発してるらしいからね」

京本「爆発!芸術は爆発だ だもんね」

藤野「・・・」

京本「ツ ツッコんでよ!」

藤野「岡本太郎って、ちゃんとパリに留学してるのがいいよね」

京本「何言ってるの?」

京本「ほら、会話してたらさ、やっぱり藤野さんがボケで私がツッコミだよ」

藤野「ボケてあげてるんだけどね、私が」

京本「えー」

藤野「水族館に連れてったのも私だからね」

藤野「水槽の前で京本が笑顔でピースしてるの、嫌な予感したなあ」

京本「みんな思ったよ、そこは」

・・・


・・・

藤野「どうもー」

京本「どうも!」

藤野「じゃ、ボケは京本さんがよろしく!」

京本「えー!?」

藤野「ボケになる人は、なんでボケになるんだと思う?」

京本「なんでだろう」

藤野「それは、笑わせたい人がいるからだよ」

京本「笑わせたい人?」

藤野「京本は、私のことが好きだからね」

京本「好きじゃないよ!!」

藤野「京本の家に行ったとき、引きこもってた京本たら私の大ファンだっつって背中にサインしてって言ったんだよ!」

京本「言うなー!!」

ワハハハハハハ!!

藤野「しょうがないから、藤野歩って書いたんだけどさー 背中にサインしても見えないじゃん!」

京本「そ、それは服を脱いで部屋に飾ってるの」

藤野「服じゃなくて、こいつの背中に直接サインしてやったら良かったわ!」

ワハハハハハハ!!


藤野・京本「ありがとうございましたー!」



藤野と京本 漫才しても面白かったなー

すごいねーあの二人!











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