シン・ウルトラマン 感想

映画全体について、声優について、俳優について、ウルトラマンについて、その他、の五項目。
初日レイトショーで見てきた感想の殴り書き。

【全体】
・あらすじは素早く文字たっぷりでシンゴジラを彷彿とさせる。勢いよく怪獣と禍特対の説明がされていってこの時点で面白い
・後半は全く文字なし。シンゴジラを思い描いていくと全く違う。
・シンゴジラは怪獣対人(日本)だったけど今回は敵対ウルトラマンだし、人間ドラマ。人間ドラマにするには2時間はあまりにあっという間だった。もっと登場人物たちの絡みがあればよかった気もするけど、敵てんこ盛りだから無理だっただろうな(wiki見たら本家の科特隊も隊長含め5人組なのね)。
・ウルトラマンに変身する人間が主神なのではなくて、あくまでも主人公がウルトラマン自身なのが最後の落とし所も含めて好き。
・前回は役人やらはぐれもの集団やら、活躍する人たちが大勢いたけど、今回はとにかくウルトラマンプラス禍特対のお話。本来のウルトラマンもそうなんだろうか。ウルトラマン好きの有権者の感想を探りたい
・前回と同じ人物出てきてうわーい!てなるところはある。竹之内。だけど霞ヶ関そのままだし別世界と思った方がいいんだろうな 総理も違うしな

【声優】
・津田健次郎まじ好き〜なにあのいい声〜〜!スタァのキリンもだけど不安を煽ってくるいい声が上手い
・山ちゃん喋り出すとまた庵野作品に山ちゃんいるじゃん!て楽しくなる。山ちゃんが声当ててたキャラの動きが大変わざとらしくて笑った
・声の出演が高橋一生、つだけん、山ちゃんだったんだけど高橋一生気づかなかった!!!どこ!?確認しに行きたいが

【俳優】
・早見あかりがもっちゃりしたおばちゃんぽい女子になっててこんな役もできるんかと感動。だせえ眼鏡が似合うキャラ作りしてた
・有岡くんは演技レベル下げた高橋一生みたいで愛らしい。絶対人類じゃどうやっても敵わんじゃん…なしょんぼり滝くんと、物理データもらって漲る滝くんが刺さった。後者の滝くんの部分は熱かったしいいシーン
・斎藤工がまた色々やらされてる 仕事選ばない俳優
・登場時ずっと後ろ姿で誰?て思ったら喋り出した途端に長澤まさみじゃん!て気づく長澤まさみの声の力。強い俳優好き。
・シンゴジラの長谷川博己と石原さとみのような強い信頼で結ばれたビジネスパートナー、ではなくて、一方が100%の人間ではないことを分かったうえでの湿っぽさがあった。エンディングの入りが良かったね
・山本耕史の目が笑ってない怪しいメフィラス人間体が怖くて良かった。人の見た目してる人外は山本耕史と斎藤工だけ!

【ウルトラマン】
・(前提)保育園で流れてた記憶はあるけど内容はヒヤヒヤする展開だったな、くらいの記憶しかない人による感想
・音が当時感があって耳に残る。ゼットンのピホホホホホホホ…の怖さ。スペシウム光線の音と色。
・最後のゼットン戦で遂に出てくるウルトラマンといえばの変身バンク(?)。あっこれ知ってるやつ!しかも繰り返して出すのは場面も相まって熱い演出だった。
・田中哲司さんという人、存じ上げなかったんだけどとても好き。役柄がいいのとあと眼鏡が良い。また眼鏡に負けた

【他】
・モーションキャプチャーアクターに庵野の名前があって楽しい 自分でもやったんか。愛だなあ
・弊社ァ
・公安ってことは安室さんの仲間じゃん!てなってしまう 最近コナン映画も見たからね…
・映画の客層がウルトラマン好きそうおじさんがいたり有岡目当てか?ていう綺麗なお姉さんがいたりなのが人気作でいいね 客層ばらついてる方が盛り上がるだろうし

以上!面白かったし高橋一生を聴き逃したのでもう一回見たい!

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