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阿讃山脈大周回 2021/12/9

今日の四国は快晴の一日(の予報)先週に引き続き阿讃山脈を越えて徳島県に遠征ツーリングです。

1猪ノ鼻峠

久米池の日の出

本日は100km越えの遠出になる予定でしたので久しぶりの早朝出発です。
サイクルコンピューターの気温表示は1℃!!
2重手袋にしていても指先がかじかみます。

ルートは国道32号線を西に向かい綾歌→満濃池→財田と走って「道の駅さいた」で大休止。
ここから先、猪ノ鼻峠に向かう道は初見です。

新猪ノ鼻トンネル(財田側)

道の駅から2kmほど登ると新猪ノ鼻トンネルが姿を現します。けれども、このトンネルは自転車進入禁止です。
最近の新しいトンネル(峰山トンネルとか)は3m幅くらいの広い歩道が整備されていることが多いかと思うのですが、進入禁止とは残念です。

そんなモヤモヤを感じながら道を左折して旧道に入ります。しかし、これがなかなか素晴らしい道でした。

旧道(県道5号線)の紅葉

勾配は5~7%と幹線道路としては結構きつい部類だと思いますが、谷が深く切れ込んでいて眺めは抜群です。
しかもつい最近まで幹線道路だったので道路状況は良好。
おまけに自動車のほとんどが新道に流れてしまってますので、車を気にすることなくまったり走れます。

旧道から瀬戸内海を望む

また登って来た道を振り返ると三豊の山越しに瀬戸内海を望むことが出来ます。
気を付ける事としては、景色に見とれて崖に飛び出さない事でしょうかw

猪ノ鼻トンネル入り口(財田側)

猪ノ鼻トンネルの中は徳島側に向かって軽い下り坂。
このトンネルを抜ければ徳島です。

2池田ダム

トンネルを抜ければ九十九折れの下り道。
ちょっと立ち寄りたいところが有りましたので寄り道します。
と言っても道路のすぐ脇。

坪尻駅展望台から望む

「坪尻駅展望台」です。
道路の傾斜が自転車を停められないほど急勾配だったので自転車ごと展望台に上りました。
写真の奥、谷間がわずかに開けているところがJR土讃線の秘境駅、「坪尻駅」です。
駅へと繋がる道路が全く無い為この展望台が存在するらしいのですが、秘境駅を望めると言う事を抜きにしても素晴らしく見晴らしの良い場所です。

さて道を下てって吉野川が見えてくれば池田ダムはすぐそこです。

池田ダムを右岸上流から望む

ダム自体も立派ですが、ここの管理事務所も大きいです。
ここには水資源公団などいろいろな役所の機関が入っているみたいで、ダムカードをもらうためには3階の受付まで階段を登らなければなりませんでした。
ダム湖に写るダムのゲートと紅葉が奇麗でした。

3帰り道

さて、本日の目的はほぼほぼ達成したわけですが、時間は11時前。
来た道を帰ろうかと計画していたのですが、時間に余裕が有りそうなので吉野川沿いを下って別の道を帰ってみる事にしました。

とりあえず川北街道(県道12号線)を東に向かいます。
途中「道の駅三野」で早めのランチを頂きさらに走ると土手道を発見!!

角の浦大橋付近の土手道

この土手道自体は一般道の様ですが、関東のサイクリングロードを思い出させてくれます。

早速走ってみますが、土手道は直ぐに途切れてしまいました。
荒川CRなどでは支流が合流するポイントは水門で仕切られていて、水門の上を通れるようになっているかと思うのですが、吉野川もこの中流域では支流との合流ポイントが来るたびに道が途切れてしまっている感じです。
また来年あたりじっくり探索したいですね。

さて、その後は「道の駅みまの里」でお土産を購入。
「道の駅藍ランドうだつ」にも立ち寄らせて頂きました。

うだつの町並み

日が傾く前に帰りたかったので見たい場所を急ぎ足で回った感じになりましたが、ここものんびり訪れたい場所ですね。

帰りは国道193号線を北上。
夏子ダムを抜けて多和で香川に戻りました。
今日のルートの半分は初見の道でしたので久しぶりのワクワク感満載のツーリングになりました。


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