なぜおれはプロサッカー選手になりたいのか?
前回調子乗ってちょっと題名からそれたことを書いてしまったので、今回はちゃんと“なぜ高橋義和がプロサッカー選手になりたいのか?”ということにフォーカスして書きたいと思います。
私がプロサッカー選手になりたい理由は主に3つあります。
1. 好きだから
まぁ、単純な理由ですよね笑
僕サッカー大好きなんです。
そんな好きなサッカーして、サッカーだけでお金もらって生きていけるって最高じゃないですか?笑
想像するだけでにやにやしちゃいますね笑
しかも、かっこいいし。
今までずっとサッカーしてきた自分にとってこれ以上ない幸せだと思います。
単純だけど、これが一番ですよね。
2. 恩返ししたいから
私は小一からサッカーを始め、これまでの人生全てサッカーにかけてきたと言っても過言ではないくらい今までサッカー一筋で生きてきました。
その分犠牲にしてきたものも多く、たくさんの人に出会い、たくさんの人に支えられて、これまでずっとサッカーをやってこれました。
やっぱ1番は親です。
サッカー用具やユニフォーム、部費や遠征費など数えればとてつもないお金がかかっています。
中学まではサッカーの服の洗濯も全てやって貰っていて、送り迎えや試合の応援、映像を撮ってもらっていたこともよくあり、ほんとにたくさん迷惑をかけています。
小・中の頃のクラブチームの監督は、自分にとっては親のような存在であり、サッカーの楽しさやすばらしさ、人としての大切なことなどたくさんのことを教えていただきました。
毎朝5時半からの早朝練習を見てくれたり、足がきついといえばマッサージもしてくれたり、暇な時はその恩師の家にお邪魔してトレーニングをしたりと本当に大好きな監督です。
(*恩師についてはまた別の機会にご紹介したいと考えてます)
高校の時は罰走や理不尽なこともたくさんありました。
1、2年の時はAに上がったと思ったらCチームでプレーしていたり、苦い思いも沢山しました。
しかし、自分たちの代では、自主練してる姿なども評価していただき、10番をつけさせてもらい試合に出し続けていただきました。
大学では、レベルの高い選手がいっぱいいました。
サッカーだけでなく組織やチームのことを考えて、たくさんミーティングし、時には感情的になって意見をぶつけ合ったりしながらも高め合うことのできる仲間たちと出会いました。
チームが日本一を目指す中で、途中でやめてしまった私を応援してくれる人もいます。
そうやって自分に期待し、応援してくれる人たちの支えがあって、今の自分がいると思います。
そんなサッカーを通して出会えた仲間や指導者たち、そしてサッカーをしてる自分を支えてくれる親に恩返しするためには、私は自分がサッカーで活躍してる姿を見せることが1番の恩返しだと思います。
これまで自分を応援してくれた全ての人に、応援してよかったと思ってもらえるように頑張りたいです。
3. 人に希望や夢を与えられる人間になりたいから
ご存知の通り、私はこれまで決してエリートとは言えない道を進んできていて、全くの無名選手です。
中学の頃はクラブチームでしたが、最後の大会である高円宮杯で中体連に負けるような弱小チームで、高校の時は千葉県選手権予選でベスト8で敗退してしまいました。
幸いなのは、試合に出させていただいてたことくらいです。笑
大学に入ってもなかなか実力を認めてもらえず、ずっと1番下のカテゴリーでもがいてました。
しかし、サッカーが好きという気持ちだけは誰にも負けないくらい強く、人一倍練習してきた自信はあります。
きっとそんな選手は他にもたくさんいて、悔しい気持ちを抱きながら苦しんでいる選手もたくさんいるとおもいます。
でも、もしそんな大した結果も残せず、そこら辺にいるような選手である自分が、プロサッカー選手になることができたら、同じように思うような結果を出せず苦しんでいる選手達の希望になれるのではないかと考えました。
それともうひとつ自分には弱点があります。
それは、身体能力が低いことです。
あんなに大きいグランドで、走り回って体をぶつけ合うサッカーでは、身体能力はやはりとても重要です。
極端な話、あのウサイン・ボルトが陸上選手からサッカー選手になりプレーしているように、足が速いとか体が大きいとかはそれだけで大きな武器になります。
それとは反対に、背が小さくとても足が遅い自分はいつもそのような選手を羨ましく思っていました。
人一倍ボールに触れ練習してきた自分より、絶対にサッカーに費やしてきた時間が少ないであろう人が、試合で自分より活躍してる姿を何度もみてきました。
生まれつきである身体能力という才能を前に、努力だけでは通用しないこともたくさん経験し、その度に悔しい思いをして、それでも努力することしか出来ない自分は練習をしてきました。
(そういう面でロック・リーは好きです笑)
同じように身体能力が原因で悔しい思いをしてる人も多くいると思います。
よく身長が小さくてユースにあがれなかったとかプロになれなかったという話は聞きますが、それも同じだと思います。
自分は、そういった意味でも、決して身体能力が高くないヴィッセル神戸のイニエスタ選手や、同じ165cmという身長で日本代表として闘う中島翔哉選手を観ると、“頑張ろう。おれでもやれる。”と思い、自分を奮い立たせることが出来ます。
私がプロサッカー選手になれば、彼らのように身体能力が低いのが原因で悔しい思いをしている人たちの希望になることができると考えました。
プロサッカー選手になって、人々に感動や希望を与えられる人間になりたいです。
※noteにこうやって書いてるのも、プロが書くことではなく凡人がプロになる過程を書いていくことで、読者にとって、より身近な存在で希望を持ってもらいやすいのではないかと思って書いてます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?