燕三条ミニ四駆大学オープンキャンパス2022 学長杯よもやま話 コースレイアウト編

記事を読んでいただきありがとうございます。
私は新潟でミニ四駆で遊んでいるtamiと申します。

先日11/20燕三条ミニ四駆大学にてオープンキャンパス2022が開催されました。そのイベントの目玉というべき学長杯というミニ四駆レースも開催されました。過去にも開催され今回は6回目の大会になります。
学長杯のレース運営は基本的に燕三条ミニ四駆大学事務局の元締めで会員さんの有志を集めた生徒会が行っています。
私も過去生徒会に在籍していた事もあり、その縁で今回の学長杯運営を手伝う事になりました。
10月にコースレイアウト一緒に考えてくれないか?とオファーがあり生徒会のみなさんとレイアウトを考える事になりました。
今回のレイアウトコンセプトは大きく4つです。
・いつも常設コースに通って来てくれている方がクリアしやすい要素セクションを入れる
・ステージに上げるセクションを設ける
(燕三条ミニ四駆大学は廃校になった小学校校舎を利用した三条ものづくり学校のイベントスペースの1つで、常設コースは教室だったスペースに設けられています。オープンキャンパスでは学校の体育館を使ってイベント行うのでコースも大型にできます)
・ステージに上がる前後でフラットと立体セクションを設ける
・キットそのまま組んだマシンが完走できる事
で考えたレイアウトがこちら。

学長杯レイアウト案

オレンジのストレートから上がステージセクションになります。
一旦作ってみたもののネックはステージへと上げ下げする40°バンクアイガー…(落差ほぼ1m)
これについては事前にテストして採用するか判断する事にしました。
その後アイガーとステージセクションのみ仮組みして生徒会の方達でテスト。
上りはなんとかなりそうだろうという判断でこのまま採用の形になりました。
問題は下り…完全に崖状態で落差1mの落下はフレキ以外のシャーシ殺しセクション。あの手この手で対策試みるもノーマル組み立てマシンは完走できない。最終的に下りだけは20°バンクアイガーにすることでなんとかなりそうということでこれで採用。
結果ステージへの上りは40°アイガー、ステージから下りは20°アイガーで進めていく事にしました。
そして迎えたオープンキャンパス前日。
午後からコースを設営します…が集まったのは生徒会メンバーは最初4人…ものづくり学校のスタッフさん達やSTC(三条タミヤファンクラブ)さん達も会場設営にいらっしゃるのですが学長杯以外のイベントもあるのでそちらのイベント設営にかかりっきりで実質4人で常設コースのバラシ、コースの運搬、学長杯コース設営と日頃運動不足おじさんの体力をガンガン奪います。
途中からもう1人応援に駆けつけてくれてなんとか形になったものの上りアイガーの土台が揺れて飛び姿勢がブレそうで心許ないという事で急遽補強を入れる事に。応援に来てくれた方は大工さんなのでササっと補強の土台を作って行きます(かっこい!)
キット組立ノーマルマシンで試走。ど安定ではないですが完走はできる。という事で完成したコースがこちら

ミニ四駆大学twitter アカウントより引用


アイガーについては蓋をつけるかという話もありましたがワークショップのスーパーアバンテカップの時だけつけようという話になり、オープンクラス、ジュニアクラスは蓋なしで行う事となりました。

オープンキャンパス当日。結局40°アイガーがメインセクションになり、そこを合わせ込むセッティングにする結果として後半の立体セクションはほぼみなさん安定走行でクリアしていきました。

レース運営編に続く。

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