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コロナ後記 1月14日

1月14日。今日も味覚と嗅覚の進展について書いていく。
徐々に感覚が戻ってきている感じはするが、自炊の味付けでしか試していないので、人の味と言うものに反応できるのかと言う疑問は湧いてきた。

そもそもの基準を作ってしまおうと思い、朝ごはんに納豆を食べることにした。
納豆のあの味を感じられたら、さすがに完治したと言えるのではないかと思ったからだ。

初日はタレの味くらいしか感じなかったが(カラシは入れていない)、この日は納豆らしい味がしたような気もする。
大豆のふんわりした素材感は感じられているが、深みはまだわからない。

カラシを入れると、おそらく刺激が先に来てしまい、実験的な食事にならないと思ったので、この朝ごはんに関しては入れないで様子を見ていこうと思う。

豚肉を大量に買ったので、肉の甘味実験も行う。
基本的には鍋に入れるわけだが、いろんなスープと絡めて、どこまで自分が複雑な味、シンプルな味を感じられるか試してみる。

初日は醤油のスープで食べた。この日はしゃぶしゃぶにしてみる。
結果、野菜も取れて健康的な食事になっている気はしている。

ポン酢と絡めると、もちろんポン酢が強いわけだが、どうにかいつものしゃぶしゃぶで味わう味覚には届いたように思う。
刺激のあるものと一緒に食べると、味覚が覚醒するのだろうか。
唐揚げのニンニク然り。肉には刺激が有効だと仮定しておく。

野菜とキノコは、そもそも持っている味が少ないためか、味らしい味は感じなかった。
食感と視覚で、白菜食べているなあ、えのき食べているなあという感じだ。
ただ、椎茸の味は感じた。他より味が強いからだろうか。
キノコで言うと、えのきと椎茸の間が、キーなのかもしれない。
舞茸で試してみるのがいいだろうか。えのきと椎茸の間が舞茸なのかは定かではないが。

嗅覚だが、これがいまいち回復が弱い。
食材に鼻をすごく近づけたら、なんとなくわかるようにはなってきたが、味覚よりはまだ気にできない。
それか味覚ばっかり気にしているから、ふてくされているのだろうか。
自分の感覚だが、思ったより嗅覚に頼らずに生きてきたんだろうなあと思う。

本日もたくさんのメッセージ、Twitterでの応援、投げ銭サポート、本当にありがとうございます。助かります。

その中で、新型コロナではなく、同じように味覚を失ったり、五感のどこかを一時的に失った経験がある方が思ったよりも多いことに驚く。
いろんな経験を経ている方々のお声を聞く中で、経験談ほど安心できるものはないと気づかせてもらえる。
このコロナ書記も、そんな存在になっていってくれたらと思う。
そのためにも、気づいたことはどんどん積極的に書いていく。

いただいたメッセージを読ませてもらっていると、どうやら亜鉛がいいらしい。亜鉛なんて人生において気をつけて摂ったこともなかったので、どう摂取したらいいのかわからなかったが、今はサプリメントがあるとのことで調べてみた。

なんだか強そうな人が飲みそうなものが出てきた。
アメリカのドラマで、洗面所の棚に置いてありそうだ。

個人的にはこっちにしてみようと思う。このシリーズのマルチビタミンは毎日摂っているため、馴染みやすいかもしれない。

少し亜鉛について調べてみた。食材からも摂取した方がきっといいと思い見てみたら、豚肉、納豆がランクインしていた。
食材からの吸収率は30%、それを阻害するものに、朝食抜き、ファーストフード、コンビニ弁当とのこと。
今のところ朝ごはんに納豆、ファーストフードは食べないし、コンビニ弁当も食べない。夜は大量に買った豚肉で鍋実験。

亜鉛摂取のための基盤はクリアしている。早速サプリも飲もう。
そして洗面所の棚に入れておこう。

投げ銭の場所です。 本当にありがとうございます。