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コロナ書記 12月31日

12月31日。人生で一番信じられない大晦日だ。

4回目くらいの電話で、上田さんのホテル療養が決まりましたという電話が入った。注意書きと、誓約書をFAXで受け取って、送り返す。

すると電話がかかってきて、ホテルの入居時刻ですが、14時15分でお願いしますとのこと。時計を見たら、12時45分。なかなかギリギリを攻めてくるんだなと思った。

家を出る支度をして、途中保健所によって、飽和酸素量を測ってからホテルに行ってくださいとのことだったので、自宅〜保健所〜ホテルの流れに。

保健所に寄って、ホテルに到着。ひとまず隔離生活に入る。

ホテルに入るないなや、一番最悪な知らせが届く。

両親と2番目の弟が濃厚接触者にあたるとのことで、14日間自宅待機することになってしまった。

両親は時給の仕事をしていることもあり、弟にも本当に申し訳ないと思う。

夜、配膳を受ける。ホテルに入って初めての配膳だ。

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普段は食べないものが揃っている。これはこれでいい体験だ。
この献立には、気持ちをすごく感じる。考えてくれているんだなあと感じる。きっと年越し蕎麦ということなのだろう。

この後、今年最後の体調チェックということで、ホテル在中看護師番号から連絡が入る。個人的な体調は、崩してからは一番良かったので、熱も36度台に落ち着いて、いろんなしんどさは無くなりましたとの旨を伝えると、「うわー!よかったですー!」と、自分のことのように喜んでくださったのが印象的だった。

心身ともにお疲れなはずの医療従事者の方が、こんなふうに心を込めて喜んでくださることに、感謝しかない。
おつかれさまです。そして本当にありがとうございます。

心より感謝申し上げます。

投げ銭の場所です。 本当にありがとうございます。