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コロナ後記 1月15日

1月15日。今日も、味覚と嗅覚の進展について書いていく。正直なところ、かなり味は感じられるようになってはいるが、境目がはっきりあるわけではないため、今のこの状況が100%の状態なのか、完全には判断できないと言ったところだ。

しかしコンビニでコーヒーを飲んだところ、あったかいお湯だった。苦味がそもそも少ない豆だったのか、コーヒーを買ったはずなのにな?と思うくらい、あの瞬間はお湯を飲んでいた。なので100%といかないようだ。

とはいえ、徐々に判断できる味が増えてきたようには思う。納豆実験はこの日もやり、朝は脳が起きていなかったのか、大豆の味はそんなにしなかった。タレの味がよく感じられた。味覚というより、痛覚に近いものが反応したようだ。

あと思ったことが、食べ物ってこんなに塩っ辛いものなのかというところだ。いろんなものを口にするわけだが、素材ではないものというか、調理されたものを食べると、塩分だけ顕著に反応に出る。

初日の袋麺も、思い出すと、塩の味は強かったような気はする。
味付けでだいぶと誤魔化されていたのだろう。
今後は自炊の量が増えるだろう。
今の状況で外でご飯を食べると、絶望してしまいそうだ。

あと、味がないと量を食べてしまう気がする。味の飽きがない分、足りない満足感を補おうと、量をとってしまう傾向にある気がする。気をつけたいところだ。

鍋実験は、だいぶと絡みの複雑さがわかるようにはなってきた。なので、かなり回復はしているのだと思う。
しかし本当に徐々にという感じなので、こういう文章で伝えるということに関しては、進展がわかりにくいのかもしれない。
実際書いていても、昨日と同じようなことを言っているな?と思うこともよくある。よくあるが、きっとこれが後遺症の現実なのだろう。

こうやって後遺症が残ることに関してだが、本当に危機管理はしっかりしておいた方がいいと改めて思う。だからと言って引っ込んで小さくなるということではなく、推奨されている正しい情報をしっかり捕まえて、自分に落とし込むまで習慣付けておいたほうがいいのではないだろうか。

外食も、その時の楽しみを取るか、当分味のしない生活を送るかを天秤にかけて想像してみるといいかもしれない。
全ての人に味覚障害が残るわけではないらしいが、パーセンテージで言うと8割くらいは発症する調査結果もあるようなので、気をつけておいた方がいいとは思う。我が家の話で言うと、自分と次男に味覚と嗅覚の障害が発生している。

ビビらせるようで申し訳ないが、せっかく美味しいものを美味しく食べられる感覚を持っているし、今後この騒動が収まった時に、全力で美味しいものを食べられた方が絶対にいいと思うので(個人の感覚)、自分みたいな思いをする人が少しでも減ればいいな。
備わっている感覚はそっと大事にしてほしい。

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