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介護職員初任者研修(第10回)
介護職員初任者研修、第10回が終わりました!
レポートが返却され、やり直しもなくこちらも無事に完了です。
今回の授業は主に衣服の着替えについてでした。
授業時間:9:30〜17:30(お昼休憩1時間)
持ち物:トレーナー、フードなしの上着(前開き、ボタン・ファスナーはどちらでもOK)、ズボン、ハンドタオル(枕に敷く用)
※できれば長袖、大きめのサイズ(着ている服の上から着るため)
流れはこんな感じです。
座学
整容について約2時間、テキストを見ながら説明を聞きました。
整容は身だしなみを整えることです。洗面や整髪、化粧などの行為が該当します。衣服の着替えも整容の行為の1つです。
身なりを整えることで利用者さんの気分が向上したり、利用者さんが洋服を選ぶことが自立支援に繋がったりします。
ここから先は演習です。
介助の演習は、全員が必ず利用者さん役と介護職役の両方を行います。
利用者さん役は、全て左片麻痺の設定で行われました。
座位での着替え
(自分で行う場合と一部介助の場合)
【自分で行う場合】
トレーナーと前開きの上着の着脱を行いました。
衣服は「脱ぐ時は健側から、着る時は患側から」が原則で、このことを脱健着患(だっけんちゃっかん)というそうです。
この原則は自分で行う時も介助の時も変わりません。
【一部介助の場合】
前開きの上着とズボンの着脱を行いました。
利用者さん役が上着とズボンを着た状態から始めます。
順番は、上着を脱ぐ→上着を着る→ズボンを脱ぐ→ズボンをはくです。
ベッド上での着替え(一部介助)
【ベッドメイキング】
先週と同じく、シーツや枕カバーを掛けて準備をしました。
【浴衣の着用】
寝たきりの状態で、浴衣に着替える時の介助方法を教わりました。
浴衣は学校にあるものを使いました。
【パジャマの着脱】
浴衣と同じく寝たきりの状態で行います。
前開きの上着とズボンを使います。
利用者さん役は上着とズボンを着た状態でベッドに寝ます。
上着を脱ぐ→上着を着る→ズボンを脱ぐ→ズボンをはくの順番で行います。
ここまでで演習終了です。
最後にちょっとしたグループワークとレポート返却があり、今回の授業が完了しました。
「着替え」の中に、やることがたくさん詰まっています。
挨拶や声かけ、声をかける時の目線に気をつける、介助時の体の動かし方、衣服を丁寧に扱うなど…他にも色々あります。
何気ない動作や言動が利用者さんを傷つけることになりかねないので、本当に注意深く行う必要があると感じました。
毎回「勉強になります!」って思うことばかりです。
どんなことが学べるか、次回も楽しみです♪
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