【回想中】2016.12-2017.1 退職後

こんにちは。

前回に引き続き回想していきます。

今回は退職日以降、年末までどのような心境だったかなどを綴っていきます。

11月16日。
前述しましたが得も言えぬ喪失感は収まりませんでした。
予期せぬ形でキャリアが絶たれてしまった感覚でしょうか。
引き続き傷病手当を受給しないと生活できないので任意継続手続を開始しました。

傷病手当というのは、
ざっくり言うと病気やケガで会社を休む事になった場合に、
健康保険組合からもらえるお金の事です。
基本的に長期的に会社を休む事になった場合、会社から給与支払は停まります。
なのでその間は別の手当を受給する必要があります。
会社によっては休職期間中も給料の支払をするところもあるみたいです。

私の職場の場合は傷病手当に切り替えないといけませんでした。
現月給(控除前の)額を1日単位で割って、その金額の7割×日数分を受給できます。
更には社会保険料、年金、住民税も別途払込をしないといけなかったりします。
もらえないよりはマシですが生活レベルが落ちるので精神的にキツいかもしれません。

休職期間は2016年5月からなので、そこから今に至るまで傷病手当を受給しています。
定期的に心療内科に通い、そこで受給申請書に担当医のコメントと押印をもらって、
受給期間を書いて健康保険組合宛に送ります。先方受理後約1ヶ月くらいで指定口座へ振り込まれます。

さて。話が逸れてしまいましたが。
12月に入り、いくつかケジメを付けたいと思うに至りました。
それはお世話になった方々への挨拶です。
休職期間中から退職日まで会社へは行けず誰にも挨拶できずに終わってしまったので。
これは誰にも言えませんでしたが、過去投稿分の序章のほうで触れましたが、
出社する道中で幾度となく自殺しかけた事を思い返してしまい、
勤務地への経路がトラウマと化してしまっていたからです。

だから会社に赴き上司や同僚へ挨拶、というのはできませんでした。
上記の理由に加えて「合わせる顔がない」というのもありました。
ただただ迷惑をかけて申し訳ない気持ちだけしかなかったですから。
あとは事情を知らない従業員のほうが多いでしょうから、
休職になって間もない頃に会社に行って、
従業員に会って「なんで休んでるの?」などと聞かれた場合、
うまく返答できる自信も精神的余裕もなかったのです。
それくらい追い詰められていましたし万人に理解されない病気だと思っていたので、
「うつ病?なんでそうなったの?」みたいに聞かれてもしんどかったですし。
他人と話すのがイヤだったというのも正直あります。

まずは取引先の担当者の方へご挨拶しようと思いました。
特に懇意にさせてもらっていた方とはランチに行きました。
互いの現状を話し今までの感謝を伝え、その日は別れました。

その後、学生時代の友達に連絡を取りました。
そのうちの1人に車をだしてもらい、
思いきって都会を離れてみる事にしました。
いつくらいぶりでしょうか。久しぶりにひらけた空といいますか。
穏やかな空気を吸い、広い空を見た気がしました。
現地のソウルフードを食べたり洞穴というのでしょうか?色々な所に行きました。
リフレッシュができた気がしました。友達には感謝しかありません。

本当に会えて良かったと思います。

もちろん、こんな私を黙って支えてくれた親にも感謝しています。

職場の方々への挨拶は、
ひとまずSNSにて繋がっている方のみに
させていただきました。

以上、こうして私の2016年は終わりました。

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