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個人間カーシェア(Anyca)ってどうなのって話

愛車を個人間カーシェアでシェアしています。
クルマに乗っていない時に乗りたい人にシェアして使用料を受け取り、維持費を稼ぐという仕組みです。

2017年の10月に最初のシェアをしてから、丸4年経って今は100回以上のシェア実績があります。
私の主催で関西ユーザー交流会というのもやってて、2019年にはサービス運営元であるDeNAさんから表彰して頂き、地方在住の割に熱量のあるユーザーではないかと思っています。笑

2019年にやった交流会(第三回)
4周年記念パーティーの表彰式

記事を書いた動機

私が使っている個人間カーシェアのAnycaでは招待制度があり、招待した人/された人それぞれにメリットがあるシステムとなっています。
で、この招待に必要な招待コードをtwitterで垂れ流したり、めちゃくちゃ薄い内容のブログ記事で宣伝したり、というのをよく見かけるんです。
いや、そんなよく分からん奴の招待コード使うより、俺の使ってくれよ!!!
っていう気持ちがあって、この記事を書いてます…。

そう言うための根拠はあって、私はユーザー同士の交流やノウハウ共有を目的としたLINEのオープンチャットも主催しています。
現在100人ほどのメンバーがおり、オープンな個人間カーシェアのコミュニティとしては最大(自称)で、開設してから二年程経ちますがちょこちょこメッセージのやり取りがあってちゃんと生きているコミュニティです。
ここに来て貰えれば手取り足取りお教えしますので!!
どうか!!招待コードを!!使ってください!!!🙇‍♂️

招待コード:s660share

個人間カーシェアとは

カーシェアと言うとタイムズやカレコのが有名ですが、個人間カーシェアと言うのは個人が所有しているクルマをマッチングサービスを通して乗りたい人にシェアする仕組みです。
オーナーは乗っていない間にクルマを貸し出し収入を得て維持費の軽減、
ドライバーとして利用する側は普通のレンタカーやカーシェアにないようなクルマに乗れたり、比較的安く利用できる点が特徴です。

サービスとしては何社かありますが、記事冒頭の通り私は最大手であるAnycaを使っています。

個人間カーシェアサービスを選ぶのに重要なポイントはユーザーの多さです。
ドライバー視点だと、登録車が少なければ魅力があまりありませんし
オーナー視点だと、乗ってくれる人がいなければ本末転倒です。
数々のシェアリングサービスが登場しているものの、ユーザー集めに苦労している印象です。
他にサービスによって保険の違いなんかもありますが、そこを論じたいわけではないので割愛。


で、儲かるの?


ええ、儲からないですね。

というか、儲けちゃいけないんです。
生業として車を貸し出し利益を得る場合、それはレンタカーとしての申請が必要です。
個人間カーシェアとは、オーナーとドライバーで共同使用契約を締結し共同でクルマの管理/使用するという前提で、ドライバーがオーナーに支払うのは維持費と車体取得費を合わせて按分した共同使用料という物です。
なので、維持費と車体取得費の範囲を超える収入を得てはいけない事になっています。
これが儲けが出ない/出しちゃいけない理由です。
「いやいやw建前の話はいいからw」って思うかもしれませんが、走行距離に応じて生じる消耗品コストや、ドライバーとのメッセージのやり取りや洗車/清掃にかける時間、更に走行距離で下がるリセールバリューも考慮すると、なんなら赤字の域です。
単純にAnycaから振り込まれた金額そのままを収入と勘違いして「Anycaで月〇万稼ぎました!!」って言う人がいますが、幻想です。
利益出ないならやる意味ないじゃん
、って話ですが現金収入には違いないので「一旦クルマを買ったけどあまり使わないから手放すか悩んでる」とか「シェアの使用料を見込んでちょっと上のランクのクルマに乗る」とか、そんな場合には便利なんじゃないですかね。

共同使用料について

共同使用料は維持費と車体取得費をAnycaのアプリで入力すると自動計算され、それが上限になります。

HONDA S660の例 年間維持費は割と適当

ちなみに、激安中古車を買ってシェアすればすぐ元取れて大儲けやん💡って思い付く人がよくいるのですが、前述の通り共同使用料は車体取得費も考慮するため、買値が安ければ使用料も安くなります。残念でした!


儲ける方法も無くはない

シェアの人気があってリセールの良いクルマを買い、ある程度シェアしてから売却するとか、シェアで利益を出すのではなくトータルで利益を出すスキームは色々あるみたいです。
その辺で利益を出したければそれ相応のリスクの許容とセンスが必要ですね。

あとは、現在Anycaではプロモータープログラムというものがあり、自分が招待した人がオーナーとしてクルマを登録しシェアすると、一定期間中に一定の金額が招待者に支払われるようになっています。

この制度を利用して、Anycaコンサルみたいな感じで新規参入オーナーのサポートをしながら収入を得ている人もいるみたいです。(詳しくは知らない
下のリンクから登録して貰えると私にも収入が発生するのでよろしくね!!!!!!

個人間カーシェアのリスク

利用するに当たって、メリットはありますが当然デメリットやリスクがあります。

ドライバーのデメリット/リスク

  • 個人間なので、日程調整や待ち合わせなどのやり取りが面倒

  • 事故時の補償がレンタカーなどに比べると手薄

オーナーのデメリット/リスク

  • ドライバーとの諸々のやり取りが面倒

  • 走行距離が伸びてリセールバリューが落ちる

  • 事故でリセールバリューが落ちる

  • 盗難される恐れがある

特に事故った時がドライバー/オーナー共に超めんどくさい。
※免責0円オプションに入ってるとマシ
あと、盗難は地味に結構起きてて、ちょこちょこニュースにもなってます。

一応Anyca側も無策ではなくて、防犯対策についてアナウンスしたり、保険の補償範囲を刷新したりしています。


それでも個人間カーシェアをやる理由

それはズバリ、面白いからです。
クルマを傷付けられたり、変なドライバーに遭遇したりとネガティブなイベントはありますが、シェアを通して色んな人との繋がりが出来たり、新たな知識を得たり、ポジティブな事も沢山あります。
また、ユーザー数が増えて来ているとはいえ、まだまだ個人間カーシェアは黎明期で、日々変化を感じられるところも新しいサービスを利用する醍醐味です。

よく個人間カーシェアを「パートナーを性風俗に売り飛ばすのと同じ」なんて言う人がいるのですが、もちろん自分の車に愛着はありますし、代わりになるクルマはないと思ってます。
ただ、クルマなんて所詮モノですからね。
例えば「ある日ディーラーに行ったら、思いのほか高い下取り額を提示されて、うっかり新車に乗り換えちゃった」なんて、よくある話ですよね。
これが人間のパートナーならそうはなりません。
だから、こういう下品な例えをする人は異なる価値観に対して何か一言物申したいだけなんだろうな~~~と思ってます。
登録料や月額費用などはないので、気になったら一度やってみれば良いと思いますよ。

最後に、くどいですが
招待コードの利用よろしくお願いします!!!!🙇‍♂️

招待コード:s660share

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