しがない大学生の独り言

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クリエイターはサイコパス

皆さんは「無職転生~異世界行ったら本気だす~」というアニメご覧になっているだろうか? 現在、2期の22話となり、物語も一区切りつきそうな状態になっている。 このアニメ、世間では十分評価されていると思うが、その世間の評価に追随するというものすごくダサいことをしてでもこのアニメの良さを語りたいなと思って今日はそれについて書いていこうと思う。 まず、このアニメの非常に大まかなあらすじとして無職なおじさんが異世界に転生するという最近では聞き飽きいたほどのベタな設定である。 こ

    • 顧みず他を嗤う愚劣

      私は今、リチャード・ニクソン著の「指導者とは」という著書を読んでいる。元アメリカの大統領であるニクソンがこれまで出会った強烈な指導者についてまとめている。 歴史の教科書で出てくるような人物たちの人間味が知れるのはとてもおもしろい。そして、出てくる人物それぞれが個性的で確固たる哲学のようなものを抱えている。 最近の政治家というのは無為で無個性な人物で溢れかえっている。 確かに、SNSが発達し、失言や過失について目に入りやすくなった。しかも、あふれかえる情報の中で失言などの意図

      • 社会主義と自由主義のはざまで

        最近、あらゆる場所で国民負担率の増加について議論されることが増えてきた。 高齢化社会となり、高齢者の割合が増加するとそれを維持するための社会保障というのは増加する。 年金、医療への支出の増加が現役世代の負担を増加させるのだ。 この不満をいうと、社会の相互補助の考え方を盾にしてまるで不満を言う側が悪者であるように見えてしまうのだ。 政治家も選挙を投票する人々も今や高齢者の割合が大きい。 「高齢者の高齢者による高齢者のための政治」 このように若者にとって見えてしまうこと

        • すべてを腐敗させる日本の無意識

          以前にもブログに書いたが、私は現在、「空気」の研究という山本七平さんの著書を読んでいる。 この本を日本人の合意形成には現在でもその場の「空気」というものに強く支配されていることを論理的に説明している。 その「空気」を作り出す文化的背景として日本人にはアニミズムと呼ばれる万物に神が宿るということが強く影響している。 それは万物が絶対性の対象となり、その万物に対してその場を支配するような思想に傾く可能性があることを示している。 その対処法として、日本以外の特に多くの民族が

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          1本

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          3つの期待小型株

          今、期待している小型株について今日は語ろうと思う。 小型株というのは一気に上昇トレンドに乗る可能性のあるいわゆるハイリスクハイリターンの世界である。 その中で信じられるものといえば自分自身だけである。 それなのに、このしがないただの大学生の戯言を読んでいる人がいるとしたら相当頭のおかしい人であろう。それでも私が頭の中を整理するのを手伝ってくれるのならぜひ聞いてほしい。 moomoo証券というアプリを使うと本当に株式の情報が取り入れやすい。 全く聞く必要はないが、興味があれ

          本音を言えば村八分は社会

          私は現在、「空気の研究」という山本七平さんの有名な著書を読んでいる。 多くのメディアに引用される名著であるが、恥ずかしながら最近まで知らなかった。 読むきっかけとなったのは、最近の日本の腐敗っぷりをみて非常にいたたまれなくなっているからである。明らかに合理性に欠く事象も何かの圧力で決まっていったり、反対に非常に合理的な政策や決定も何かの圧力で不正義とさせられているように感じる。 これまでは、世の中というのは馬鹿が多いのだと少々差別的になるがそのような考えでいたが、この本を

          本音を言えば村八分は社会

          タバコという不合理を経て、勝ちを得る。

          今、楠木建さんの「ストーリーとしての競争戦略」という本を読んでいる。 この本は今まで私が読んできた本の中でも、独特な切り口からビジネスの在り方を語っており、非常に面白い。 私はもともとコンサルタントという商売が気に入らなくって仕方ないが、その理由もこの本を読んでいるうちに何となく言語化できた。 まず、ビジネスというのは一般化が極めて困難である。そのためどの状況でも最適であるという答えはなく、むしろそれなりに合理的な答えというのは他の企業も同様の帰結をするのだから、コンサル

          タバコという不合理を経て、勝ちを得る。

          おとなになるということ

          大人になる条件とはいったい何だろうか。 誰しも思春期といわれる中高生に差し掛かると抱える疑問であり、その答えというのは可変的というか、あまりにも相対的である。 私にとってもその疑問というのは人生のうちの大きな命題のうちの一つであり、老後になり体の自由が利かなくなったら長い暇な時間を使って考え抜いてやろうと思っている。 ある有名な作家が死後について、「長く暗いトンネルを永遠と歩き続けるようであり、いずれ思考が消え、意識が消滅していくだけである退屈な過程」のような表現をしてい

          おとなになるということ

          憲法を絶対視する態度を改めよ

          先ほど、サンジャポでのホリエモンこと、堀江貴文さんの政治資金規正法についての意見について賛否が飛び交っているのを拝見した。 堀江さんは、政治資金規正法の厳罰化について政治家をやりたい人を減らしてしまうと言ったようだ。有能な政治家というものは、当然目的遂行のために裏金は使うであろう。それを規制してしまえば、裏金などないクリーンだが大した傑物でもない所謂真っ当な政治家が主になってしまうというような理論であろう。 地上波など全く見ないから詳しくは知らないが、この堀江さんの意見に

          憲法を絶対視する態度を改めよ

          第3回週報 東京という魔界には期限付きで

          毎週日曜日には自分自身の振り返りをしていこうと思う。第3回とは名ばかりで1、2回からだいぶ期間が空いてしまっている。 三日坊主にならず、長い期間文章を書く習慣を続けられるように善処したいと思っている。 今週はブログの更新を毎日しようと書き始めた。今の所の記述の長さは1500字を超える程度としている。ただ、最終的には3000字程度をかけるようにしたいと考えている。 今週書いたブログの内容は楠木建さんの「ストーリーとしての競争戦略」と石原慎太郎さんの「真の指導者とは」という本

          第3回週報 東京という魔界には期限付きで

          差別化戦略の落とし穴

          企業が一般に市場において利益の増加を図ろうとすると、考えられる戦略は低価格化戦略や差別化戦略である。 低価格戦略というのは、市場における存在感を増し、規模の経済から考えても合理的な選択ではあるが、マクロ経済でも想定されているように競合他社も同様の戦略を取り、均衡する。 残念ながら、優秀な経営者であれば低価格戦略を戦略と呼ぶのは心もとない。 当然、競合の資金力や市場での占有状態を考慮し有効な手段であると想定される場合や利益を増大しながら低価格で商品やサービスを提供できるよう

          差別化戦略の落とし穴

          外交と戦争

          最近の日本政府と外務省の海外に対しての弱腰姿勢は顕著である。 靖国神社での落書き、放尿事件では出国を許し、日本政府は申し訳程度の抗議しかできていない。 また、韓国の議員が竹島に上陸しても、外務省の局長が電話での抗議をしたにすぎない。 そして、先日ではあるがバイデン大統領が日本の移民政策について勝手なことを述べていたが、正直毅然としたうまい立ち回りとは言えなかったであろう。 日本という国は、戦争を放棄しているとはいえ、韓国やシナのような国に勝手に領土を侵略され、北朝鮮に

          求められるリーダー像

          現在の日本には、リーダーというものが欠けていると感じる部分が多い。 特に政治の部分で感じる部分が多いのだが、企業や学校のような組織にも言えることである。 そもそも国、自治体、企業におけるまでその核であるべきは中にある人である。その中の人間が、絶え間なく改善と改革を求め、よりよい社会を認識し、行動することは必須である。 それが、多くの場合組織構造に飲まれているように感じる。 変革に障壁が多いのは大いに結構であるが、それにしても現状の日本というのは悲惨ではなかろうか。 変

          求められるリーダー像

          結婚の違和感

          「結婚」という言葉は魔法の言葉である。 おそらく中高年以降にとっては人生においてほとんどの人々が通過するであろう通過儀礼てあり、その存在意義や価値観の源流を疑いようがないのである。 私にしてみると、洗脳に見えてしまう。 子供をそだてるため、家を守るため、その存在意義が想定されるものは時代遅れとなり、その存在意義を失いつつある。 それにもかかわらず、「結婚=幸せ」という価値観を社会から押し付けられた人々は未だにその形骸化した古き慣習の檻に囚われている。 結婚の価値観を疑

          安定は愛を殺し、不安定は愛をかきたてる。

          安定は愛を殺し、不安定は愛をかきたてる。 この言葉は最近知った言葉だが、 かなり気に入っている。 恋も愛も私が知っているというのは かなりおごがましい。 しかしながら、 この言葉は愛というものの核をかなり的確に表している言葉だと感じている。 この言葉を議論の出発点とするのなら、 やはり結婚というものと愛の相性の悪さであろう。 結婚というのは、2人の関係性を家族という関係性に変え、他人同士という不安定な関係性から安定化させるものである。 それゆえに、愛から生じる安定へ

          安定は愛を殺し、不安定は愛をかきたてる。

          無力

          私たちは無力である。 現状の日本の姿を憂い 灰色の将来に目を紡ぐけれど 正しい情報すら選択できないのである。 都知事選に石丸伸二さんが出馬することが報道された。 YouTubeの切り抜きで見ていた時は、 既得権益を跳ね除ける若き 小さな希望に見えた。 しかし、出馬を決めた後、 かなりのリベラルであることを知った。 LGBTを推進しようが私には関心はないが、 そもそも安芸高田市の改革も中途半端に見えた。 また、東京の一極集中に危惧を示している。 それは都知事がやるこ