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ライブの感想

 平成のオタク、まず場内撮影可に仰天してた(ライブ開始時にスマホの電源消しちゃった)。


 YOASOBIのライブに参戦してきました。
 非オタクライブの参戦が初めてだったので開演までずっと場違い感に苛まれていたのですが、始まってしまえば勝手知ったるいつものオタクライブとなんら変わりなく、もうはちゃめちゃに楽しんできました。

※以下、『NICE TO MEET YOU』及び「YOASOBI THE BOOK 2 SPOTIFY EDITION」の内容に触れる記述があります。ご注意ください。

 席の真後ろが柵だったので「DDRスタイルで柵ジャンできますね」とかアホなこと言ってました。できるわけねえだろ。

 上記の写真の通り、アリーナ席が存在しない360°ステージ。座席格差を感じさせない配置で嬉しい。
 開演すると床も光るしスポットライトはグルグル回るしでとにかく演出が豪華だった。ここはオタクライブとは大違いでしたね。

 以下、好きな曲抜粋しつつ感想。

大正浪漫

 これボイスドラマがよくてですね。
 時空を越えた不思議な文通をしてた現代の男子高校生と大正時代の女の子。夏休みの終わりにようやく互いの気持ちを伝えられたそんな時、TVから流れる「関東大震災から100年」という報道。「遠くへ逃げて無事でいて」という手紙を送るところでボイスドラマが終わってしまうんですよ。
 そこから曲が始まってあぁ……ってめちゃくちゃ切ない気持ちで聴いてたらラスサビ前の「そんな僕に届いた手紙 見覚えのある待ち焦がれた文字」で大盛り上がり。
 という予習を踏まえて大好きになってたので序盤にいきなりこれ来て感情ぐにゃぐにゃになってた。

三原色

 三原色大好き太郎なのでただただよかった。
 ボイスドラマがさ、よかったのよ。子供のころ仲良しだった三人が少しずつ別の道に進んで別れていって、結婚とか人生のイベントを経て周りの見る目も変わっていく、そんな中で15年ぶりの再会であの頃の三人に戻るっていうお話。
 これもラスサビの「赤い夕日」「青い日々」「緑が芽吹くように」の畳みかけが大好きで最後の「物語は白い朝日から始まる」で床も真っ白になったの完璧すぎて拍手してた。


もしも命が描けたら

https://www.youtube.com/watch?v=aAMKXh4eIU0

 来たぜ朗読パート!!
 いやこんなテンションの内容ではないのですが朗読パートあるといいな~って思ってたので朗読始まってガッツポーズしそうになってた。
 朗読パートから続く曲も歌詞を床にバシッと映す演出で完全に”読ませ”に来ていてよかった。かなり顧客の求めていたものって感じでよかった。


夜に駆ける

 これセトリのど真ん中に来てんのやばすぎる。
 だってお前日本で一番聴かれてる曲をセトリに入れろって言われたらトリ付近か初手かしかないでしょ常人だったらさ
 全然ここだと思ってなかったからひっくり返ってました。


群青

 一気に飛んで大トリ。 
 これCMで初めて聴いて以来ずっと好き。多分YOASOBIの曲で一番好きまである。一番好きまであるのでトリまで来なくてもしかして今日やらないのかと思ってビクビクしてた。
 夜に駆けるをど真ん中に置かれた衝撃が結構尾を引いていて(夜に駆けるをど真ん中に置けるバンドはCMソングも平気で干せるのか……?)とビビってました。
 個人的には全員でクラップして盛り上がれるところもあるし初手か或いはそれこそ後半パートの一発目だと思ってたので2回読みが外れてからの披露だったので安心と喜びで大爆発してた。

 で、この群青終わってステージから全員退場する間、床が真っ白に光ってたんですよ。
 そう、皆さんお気づきですね?三原色のラストと同じ一面白の床なんですよ。三原色大好き太郎なので「これ白い朝日じゃん!!」と大はしゃぎしてました。

 ちょっと話が飛んでライブ後の飲みで感想していた時に「ここが白い朝日だったんですよ~」と話していたら急につながるシナプス。
 初手で披露したあの夢をなぞってでは床の演出は夕焼けと花火だったんですよ。
 最初が夕焼け、最後が朝日。このセトリで夜の始まりから終わりを描いていたんだと合点がいって。同時に夜に駆けるがこの一夜のど真ん中、ちょうど真夜中になっていたこともわかってめちゃくちゃ気持ちよくなってました。
 この散りばめられた点が線になる瞬間が何より大好きでライブとかアニメとか小説とか曲とか漫画とかそういう物語を摂取し続けてるわけなんですよね。


ラブレター

 アンコールであり本当のラスト。
 ボイスドラマの話も好きだったんですけど、何よりも、床のスクリーンに投影されていたのがファンクラブのメッセージ欄だったんですよ。
 今日のMCの中でもずっと「やっとファンの皆さんに会えた」って言ってたんだけどそのファン達の言葉をラブレターって曲の演出に使うのあまりにも綺麗すぎて涙ぐんでました。
 本当に得も言われぬ感情になってしまった。


 「この演出が○○で~」とか「この背景になってるストーリーが~」とか言いまくるの完全にオタクライブのそれなのでもうクソ居心地がよかったです。最高でした。

 というわけで次のライブは読んでいる皆さんも是非行きましょう。

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