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【その1】目指した理想のカタチ:ひとごとラジオのつくりかた

みなさん、こんにちは。
ひとごとラジオ 技術担当のショーゴ(@sho_trip)です。
このたび、人事仲間のパートナー ゆりさん(@funifuniyuri)とネットラジオ番組を立ち上げることができました。

ふたりで創り上げた声と音の世界、それは本当に素敵で。
演者でありながら一切演じることなく、台本ナシの自然体(ほろ酔い)でいつも僕ら自身が一番楽しませてもらっています。

今回、僕らと同じく「声メディア」を愛するみなさんへ、ラジオってこんなに気軽にできるものなんだよっていうことを伝えたくて、ひとごとラジオのつくりかたノウハウを公開することにしました。

3回シリーズでお届けしますので、参考にして頂ければ幸いです。
【その1】目指した理想のカタチ
【その2】配信環境づくり・収録手法
【その3】誰でもできるビジュアルまわり

最初に浮かんだ理想は「voicy」

ラジオをやろう!そう決めた時、一番最初に頭に浮かんだ理想形は「voicy」(https://voicy.jp/)でした。

というのも、voicyでパーソナリティをしているたっけくん(@takeee814)の番組に僕が一度出演させてもらったことがあって。
その際、普通の喫茶店で待ち合わせをしたのですが、彼がiPhoneをテーブルに置き、「じゃあ、録りますね」と言ってボタンを押しただけで収録が始まり、そのまま普通に会話をしてラジオが成立したのが衝撃だったんです。

だから、voicyをやりたかったのですが、今からvoicyのパーソナリティになるのはかなり倍率が高く、無理だと判断しました。
じゃあ、voicy以外の手軽な配信アプリはないのか、色々あたってみるといくつかのアプリが見つかりました。
●Spoon
●Radiotalk
●ドコデモラヂヲ
どれも手軽は手軽ですが、時間に制限があったり、アプリがないと聴けないといったネックが。

どれも理想に足りなくて…

じゃあ、誰でも聴けて時間制限もないもの、ということで次に浮かんだのは「podcast」。
正直よくわかっていなかった僕はこの機会にと色々調べてみました。
すると、podcastを自前で始めるにはwordpressを開設したり、サーバーを用意したりとかなりの手間がかかることがわかり…

そもそも僕らがラジオをする上で大切にしたいことって何なんだろう。
◆広くいろんな人に届けたい
 専用のアプリとかじゃなく、ネット環境さえあれば誰でも聴ける
◆気軽に配信したい
 仰々しい機材とかが要らず、録りたいときにいつでも収録できる

そこで、podcastが気軽にできればなぁ…とさらに調べていたら、日本ではそんなに流行っていない「Anchor」というアプリを見つけました。

Anchorの収録時のUIはvoicyにそっくりで、アプリ上でボタンを押すだけ。
そして何より驚いたのは、Anchorで収録すると、itunesなどのダウンロードサイトにpodcast開設の申請を自動でしてくれるという仕様。

ついに理想にたどり着いた!
・・・と思ったのですが、ひとつ大きな弱点が。

それは、AnchorからSNSへの拡散がしにくいこと。
(Anchorのアプリからじゃないと聴けない)

うーむ。。。
 ・voicyが理想も、今から参入は無理ゲー
 ・もろもろのラジオ配信アプリはどれも何らかの制限がある
 ・自由なpodcast、でも自前でやるのはかなり手間がかかる
 ・anchorを発見 voicyと似たUI+podcast自動申請開設!
  →SNSにシェアするとAnchorアプリ落とせって言われる  
  →収録した音声データを外にダウンロードできない

理想形が見つからないなら創ればいい

Anchorでpodcast開設めんどくさい問題と簡単収録はクリアできる。
あとは、SNSでの拡散と気軽に聴けること。
そこで思いついたのが、このnoteです。
noteなら音声データの保存とブログ機能が共存している。
SNSシェアもサムネイルが表示され、noteユーザーじゃなくても聴ける。

あとは、Anchorでの収録データをどうnoteに持っていくか、だけ。

ここから先は次回でご紹介。

今回僕らが見つけた理想形、それは
podcast(Anchor)+SNS(note)の同時配信

それを実現する環境を創ることができました。
次回は配信環境の詳細と収録の舞台裏をご紹介します。
ひとごとラジオのつくりかた、次回もお楽しみに!

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