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【SNS活用による海外販路開拓】その8

☆☆ホームページ制作にお金をかけるな☆☆ 第1回

日曜毎に書いているこのブログ。毎回の見出し写真は私が自分で撮影したもので、何らかの形で輸出入に関係しています。今回の写真は極めて明確ですね! 東京港で船からコンテナを降ろしている時の風景です。ガントリークレーン(コンテナ船が接岸する埠頭に設備されているコンテナを船に積んだり船から降ろしたりするための専用のクレーン)で次々に降ろされるコンテナは、下で待ち受けているトレーラーに正確無比に載せられて、岸壁を後にして、コンテナヤードに移動されます。

さて、今回は「ホームページ制作にお金をかけるな」というちょっと厳しいタイトルですが、わかりやすく書いてゆきます。これから海外販路開拓(輸出顧客の開拓)をしてゆこうと考えている皆さま。私が推進している 「SNS活用の海外販路開拓支援」でも、英語版のホームページは必須になります。ホームページと言うより、フェイスブック、インスタグラムやツイッターの投稿に興味を持ってくれた人(潜在顧客)がもっと詳しく情報を得たいと思ったときに、その要求に応えて、更に前に進んでもらうためのランディングページ (LP)と言ったほうがよろしいでしょうか。

ランディングページ は、SNSの投稿などにリンクを貼っておき、投稿内容に興味を持った人が、そのリンクをクリックした先にあるサイトです。ここでちょっと横に逸れますが、日本人が言うところのホームページは、企業や組織のウェブサイト全体を意味しますが、英語でHOME PAGE と言うと、ウェブサイトのトップページを意味します。全体を指すなら、WEB SITE が正解です。ですから、英語で日本でいうホームページを表現したい場合は、HOME PAGE ではなくて、WEB SITE と書くようにしましょう。

話しを元に戻しまして、ここで言うホームページは、SNS投稿に興味を抱いてくれた人に更なる情報を得てもらうために用意するランディングページの意味が強いです。要は、自社の商品やサービスに関する説明がしっかり成されていることが大切であり、それがきちんと示されていれば、文章の量が少ないとか、体裁を気にする必要はありませんということなのです。商品に興味を持ってくれた人が必要な情報のみを分かり易く記している事が大切であり、ホームページ制作に当たっては、そのことだけにお金と労力を使うようにしましょう。

私が今まで見てきた中でも、ホームページ制作に大きなお金と労力を費やしてしまい、それが完成して公開された事に対して大いなる満足感を得て、そこで諸々の活動が休止してしまう例がけっこうありました。ホームページはビジネスを具体化させるための、前に進めるためのツールであって、立ち上げたことで満足していてはいけません。立「ち上げてから、更にSNSなどでの集客を加速する行動を頑張らなければいけないのです。

立派なホームページを作ってはいけませんということではなくて、いくらお金と労力を費やして立派なホームページを立ち上げても、そこに来てくれる潜在顧客がたくさんいないことには、その先の販路の開拓ができる可能性はありませんよ、ということです。ホームページ制作にかけるお金と労力はほどほどにしておいて、公開したあとの、ホームページを見に来てくれる潜在顧客の数を出来る限り増やすことに対して組織の限りあるリソースを注力しなくては、海外販路開拓の先は見えてきません。

今回はここまでにしておきます。次回は、どうやってお金をかけずに英語版ホームページを立ち上げるのか、具体的に書くことにいたします。ということで、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。何かあれば、お気軽にページ下部のクリエイターへのお問合せからメッセージを下さい。「優れたメイドインジャパンを世界に」の話題で盛り上がりましょう!
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それでは、「優れたメイドインジャパンを世界に」、「SNS活用による海外販路開拓支援」、頑張ってゆきますので、今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。

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