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【SNS活用による海外販路開拓】その9

☆☆ホームページ制作にお金をかけるな☆☆ 第2回

今回は、ちょっと間が空きましたが、前回からの続きということで、海外販路開拓のためのホームページ、ランディングページをいかに費用を抑えて、効果的な内容のものを立ち上げることができるのか、具体的な手法について書いてゆきましょう。

昔はホームページを立ち上げると言えば、専門の業者に依頼するのが当たり前で、それなりのコストを覚悟しなければいけないという感じでした。制作業者に細かく注文を出しても、それがうまく伝わらないという苦労を経験された方もいいらっしゃるのではないでしょうか。でもしかし、時代は変わり、今では過大なコストをかけずに、ホームページ制作ツールを使って、自社で(自分で)十分に活用可能なホームページを作ることが可能になりました。

無料または月々低価格で利用できるホームページ制作ツールは複数のものが存在しますが、私が実際に知っているのは、Wix.、Jimdo、WordPress、ペライチなどです。中でも自分で好んで使っているのがペライチ。テンプレートを選んで、それに沿って作業してゆけば、特別な知識無しでも、パソコンを普通に操作できれば十分に作業可能です。他のツールでも概ね同じような感じだと思います。WordPressは少々難しい印象です。とにかく、高額な制作費を払うことなく、自分の時間を使って、自分のペースで、自分が盛り込みたい内容で制作できるのがたいへん大きなメリットです。

では、海外販路開拓に使用するホームページやランデイングページを自社(自分たち社員)で制作する場合に、特に気を付けたい部分を書いてゆきましょう。テンプレートは出来る限りシンプルなものを選びましょう。ここで使う制作ツールは、縦にスクロールして進んでゆく形式が一般的と思われますので、例えば、写真を右に配置して、コメントをその写真の左側スペースに書く。次は写真を左側に配置して、コメントを写真の右側のスペースに書く、これを繰り返してゆくようなレイアウト(テンプレート)を、私は好んで使っています。

この制作過程でのポイントは、きれいな写真と分かり易い英語で書かれた説明です。写真は一眼レフや一眼ミラーレス機で撮らなくても大丈夫です。最近のスマホのカメラの性能は恐ろしく向上していて、きちんと撮りれさえすれば、一眼カメラでなくても十分な画質を得ることができます。一眼カメラで撮っても、基本ができていなければ、ダメ写真しか撮れませんから (^^;;

とは言え、やはり写真の持つアピール力は非常に大きいので、見る人が安心して見られる写真、見る人が興味を持ってくれるような写真を撮って載せるようにしましょう。要は写真の基本要素を押さえればよいのです。①安心して見れる構図、②光をまんべんなく回すこと、③適正露出(明るすぎたり暗すぎたりしない)、④ピント、⑤手振れ(カメラぶれ)を起こさない、といった基本を押さえて撮影すれば、スマホ撮りでも何ら問題はありません。

私はプロのカメラマンではありませんが、45年ほど真面目に写真を撮ってきていますので(貿易実務経験より少し長い!)、写真撮影の事は別に詳しく書くことにします。今回は「基本を押さえて撮った写真を使いましょう」に留めておきます。次に説明文ですが、これは写真毎に説明文を書いてゆく構成がわかり易くて良いでしょう。写真があって、それに説明が付くという構成は、読み手に優しい手法だと思います。でもしかし、自社(自分)の思いを長文で細かく書き込むのは得策ではありません。読んでもらえないことには意味がないので、読みやすい文字数でまとめるようにしましょう。

詳しい説明をどうしても書きたい場合は、「詳細は別途」のようにしておいて、ページの後半に詳しい説明を集中させて、ページの前半はわかり易い、短めの説明にしておくのがよろしいかと思います。目的が海外販路開拓ですから、HPやLPは基本、英語で書きます。その他の言語でも用意するかどうかは、必要性に応じて決断してください。ここで注意しなければいけないのは英文の書き方です。読み手は英語のネイティヴとは限りません。むしろ英語が第二外国語である人が読む可能性のほうが高いのではないでしょうか?

私が実際にここ10年ほど海外販路開拓のお手伝いをしていても、英語ネイティブではない人たちからの問い合わせはたいへん多いと感じています。ですから、難しい英文を書いてはいけないのです・・・・。このまま書き進めようと思いましたが、長くなりすぎますので、英文の書き方以降については、次回また続きを書くことにします。

ということで、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。何かあれば、お気軽にページ下部のクリエイターへのお問合せからメッセージを下さい。「優れたメイドインジャパンを世界に」の話題で盛り上がりましょう!
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それでは、「優れたメイドインジャパンを世界に」、「SNS活用による海外販路開拓支援」、頑張って書いてゆきますので、今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。

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