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【6/9時点】海外在住日本人の帰国状況を調べてみた

こんにちは、ロコタビの椎谷です。

世界がロックダウン(入国制限)して数ヶ月経ちます。2月、3月頃は政府が武漢にチャーター機を飛ばしたり、海外在住日本人の帰国を支援するなどの対応をしていました。

その後、日本国内もコロナ感染者が増え始め、4月7日に7都府県に緊急事態宣言が行われました。一方、海外への関心は3月18日をピークに落ちてきていることがGoogleトレンドの傾向として見ることが出来ます。

無題のスプレッドシート_-_Google_スプレッドシート

政府は海外在住日本人の帰国状況を把握していない?!

4月3日、コロナ拡大による国境閉鎖や国際線の運航停止で、約50か国4,000人を超す日本人が帰国できなくなっていて、政府がチャーター機などを利用して、帰国支援を行うとのニュースが流れました。

また、4月20日には、アフリカ15カ国から約300人がエチオピアに集合し、その後複数のルートを使って政府が邦人を帰国させました。

しかし、実際の海外在住日本人の帰国状況については、時々話題になる程度で殆ど日本のメディアから出てくるニュースなどでは実態が把握できません。

また、海外の日本人は、海外旅行者や留学生、駐在員、長期滞在者、移住組など様々な形で海外に住んでいる状況もあり、政府や外務省も実態をどこまで把握しているかは不明です。

実際に、現地大使館が把握している日本人は主に大使館に在留届の提出をしている人達です。また旅行や出張など短期の滞在者は外務省が提供している「たびレジ」の登録が必要になります。それ以外の人に関してはよくわかっていないというのが実情だと思います。

海外在住日本人を支援する話が出始めていますが、実態把握が中途半端な中でどこまで実効性がある支援ができるか気になります。

ロコタビのDATAを使った帰国者実態を調査

そこでロコタビでは、新型コロナウイルス発生以降のロコ(海外在住日本人)の帰国状況を総数9,009人のサイト利用データをもとに調査してみました。

海外在住日本人(ロコ)全体の状況

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結果:
海外81.1%:日本18.9%
海外在住日本人の20%弱が日本に帰国している。

エリア別の帰国状況

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結果(エリア別帰国者):
アジア:27.1%
オセアニア:16.4%
中東:19.2%
ヨーロッパ:17.4%
アフリカ:27.3%
北米:11.3%
中米・カリブ海:18.6%
南米:14.5%

アジア、アフリカの帰国率が高い数値。中でも中国は帰国率48%と高くアジアの帰国率UPに影響している。一方で、北米(アメリカ・カナダ)は相対的に帰国率が低い状況。

年代別の帰国状況

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結果(年代別帰国者)
20代:25.4%
30代:19.2%
40代:14.6%
50代:15.8%
60代:14.6%
70代:13.7%
80代以上:30%

30代以上残っている理由として、調査対象の海外在住日本人(9,009人)の割合が、女性:男性 = 10:7 のため「年齢が高い = パートナーが現地の人」であることや、現地でビジネスや生活基盤が整っていることが推測される。

一方、20代(若者 )は、学生であるため、近場アジアのため、現地でワーホリとして働いている人(仕事がなくなり帰らざる得ない状況)、日本に帰る場所がある(実家等)、海外に固執していない等が推測される。

◆調査概要
条件:ロコタビに3月以降にサイトにログインしたロコ(海外在住日本人)
調査総数:9,009人
更新日:6/9

世界175カ国5万人の日本人ネットワークによる実態調査

ロコタビでは世界175カ国2,500都市在住の日本人(ロコ)5万のネットワークを使って、様々な海外在住者の実態調査を行っています。

※マスメディアなどへの取材、調査協力も行っていますので、サイトのお問い合わせよりご相談ください。




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