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【アフターコロナを考える】「お金」の必要が無くなったら、あなたは何をしますか?

こんにちは、ロコタビの椎谷です。

あなたは「ベーシックインカム」というものをご存知ですか?

ベーシックインカム」とは、すべての人に無条件で一定額のお金が提供される制度です。

先日、スペインで、コロナの影響による経済の立て直しを目的として、すべての国民に所得保障として一定額の現金を支給する「ベーシックインカム(最低所得保障)」制度が導入されるというニュースがありました。
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お金の優先度が変わる

2016年にスイスで「ベーシックインカム」の賛否を問う国民投票が行われ、その際、賛成派による啓蒙活動の一環としてスイス・ジュネーブの広場に巨大なポスターが現れました。

そこには、「What would you do if your income were taken care of ?」と書かれていました。

WELTREKORD IN GENF

日本語で「(生活のために)お金を稼がなくてよくなれば、あなたは何をしますか?」という意味です。

今まで、生きるため、生活のために「仕事」をして、お金を稼ぐことがあたりまえだった世界が、「ベーシックインカム」によって、生活のためにお金を稼ぐことが必須では無くなり、人生においての「お金の優先度」が人によって変わってくる可能性があるということに、私は注目しています。

サービスがないロコタビ

現在、当社は「ロコタビ」という海外在住日本人のCtoCマッチングプラットフォームを運営しています。

海外と関わる日本人、例えばパリ旅行に行く日本人が、パリで買い物や食事を楽しみたいと思った時に、パリ在住日本人にショッピングの付き添いをしてもらったり、おすすめのレストランで一緒に食事をすることが出来る、そんなWEBサービスです。

よくAirbnbの体験サービスである「Airbnbエクスペリエンス」など、体験ツアーサイトと混同されますが、決まった商品やサービスが無いという点で大きく性質が異なります。

実際には、「ロコタビ」内にサービスが無いわけではなく、主要機能ではないということになります。

選択肢が用意されているものだという常識

Airbnbの体験

一般的なWEBサービスの場合、このように、サイト上に商品やサービスを並べて表示することは常識で、サービス内容がイメージしやすく魅力的な画像とキャッチーなタイトル、明確な料金設定のセットで掲載することで、顧客はそこからサービスを選ぶだけになります。

しかしロコタビでは、その「サービス内容がイメージしやすく魅力的な画像とキャッチーなタイトル、明確な料金設定」がセットの利用者にとって分かり易すいサービスがありません。

それは、「お金の優先度を変える」という事を意識しているからです。

「お金の優先度」が下がるということは?

最初に、ベーシックインカムの特徴は「お金の優先度が変わる」という話をしました。そして、ロコタビでは利用者にとっての「お金の優先度を変える」ことを意識していると。

これは、「お金の優先度」が高いと、利用者が本当に満足する結果が得られないと考えているからです。

「利用者が本当に満足する結果」とは、既に用意された商品やサービスを選ぶことではありません。人間は日々選択しながら生きていますが、意識的にでも無意識的にでも選択したモノやサービスから得られた結果に本当に満足する人がどれだけいるでしょうか。

例えば、今度の夏休みは海外旅行に行こう考えて、休みの日程と大体の予算を決めてから、旅行会社のツアーパンフレットを見るとします。

そこには魅力的なツアーがたくさん並んでいて、どれに決めるか迷います。しかし、時間も予算も限られているので、その事を常に意識しながら自分や同行者にとって最も良いと考えるツアーを選択します。

そしてツアーに参加した結果、満足度は人によって違うかもしれませんが、自分が選んだツアーだから概ね満足したという人や、期待と違ったという人など様々です。

ここから言えることは、皆「お金の優先度」が高い状態で、様々な意思決定をしているということです。

まず「条件ありき」。条件の上位に「お金」があり、そこから調べ、検討し、選択した結果が、自分の意思で選んだツアーです。

もし、条件の上位に「お金」が無かったら、あなたは何を選択しますか?

そして、「お金の優先度」が下がったときに、あなたは何をしたいと考えるのでしょうか。

それが、ロコタビが提示する「問い」です。

ロコタビはなぜ「お金は最後」なのか

ロコタビには、基本的にサービスが用意されていません。サービスは利用者(ユーザー)が提供者(ロコ)と相談する中でサービス内容と条件が決まっていきます。

つまり、「お金」の話はサービス取引の最後になります。

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サービスの選択を無くし、「お金の優先度」が下がることで、ユーザーは他人から与えられるのでは無く、自ら自分のためのサービスを考えなければならなくなります。

そして、出来上がったサービスは、自分が望んだ「本当にしたいこと」になります。

自分の本当に「したい」ことがかなうとしたら、
あなたは何をしますか?

「ロコタビ」で、自分の望んだサービスを利用した結果が以下です。

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当サイトのサービス満足度レビューです。約98%のユーザーが満足したと回答しています。

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ベーシックインカムは、「すべての人が無条件で生きるために必要な最低限の所得が得られることで、すべての人が自分のために生きる選択肢が与えられる」という特徴があります。

ロコタビも「お金」という前提条件を無くすことで、すべてのユーザーが自分のために「したい」ことを制約なく提供者(ロコ)に相談する選択肢が与えられています。

ベーシックインカムの導入には大きなハードルがあり、我々が生きている時代に実現することは難しいかもしれません。

まずはロコタビで、本当に自分の「したい」ことをかなえる体験をしてみてはどうでしょう。


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