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毎日クロスワード。3月12日,今日は何の日?おかしの日!

概要 このページでは「今日は何の日?」にちなんだクロスワードパズルを毎日提供しています。昔のことを思い出し,それを題材に周りのひとと会話するきっかけづくりにお使いください。毎日提供!(たぶん)

クロスワードにチャレンジ!

今日は何の日(ヒント)

おかしの日です。

古代の日本に田道間守(たじまもり)というひとがいました。このひとは新羅(しらぎ)からの渡来人の子孫で,垂仁天皇の命をうけて,「ときじくのかくのみ」を探しに常世の国に向かいます。

ときじくのかくのみというは,橘の実のことです。花札にも描かれています。今でも,500円玉の表には桐,裏には竹と橘が描かれています。昔から今まで橘は日本人のすぐそばにあった果実(かじつ)のようです。

ちなみに常世の国というのは,不老不死であったり,若返りを実現していた国で,浦島太郎の行った竜宮城のようなところだったのかもしれません。

田道間守は橘をもって,垂仁天皇のもとに帰るのですが,残念ながら,垂仁天皇はもう崩御されたあとでした。田道間守は悲しみ,垂仁天皇の眠る墓のまえで自害します。それが,西暦298年の今日,3月12日だったということです。

橘はおかし(おかし)としてみなされており,橘を常世の国からもってかえった田道間守は,おかしの神様として,現在でも菓子業者たちの信仰の対象だということです。

ちょっと疲れたとき,お菓子をちょっと食べることで,また元気になれますね。

「今日はおかしの神様が亡くなった日らしいよ。お菓子の神様とか,トイレの神様とか日本には神様がたくさんいるね。そういえば,わしが子どものころには,お風呂にも神様がいてね」とこの記事が普段の備えに資する記事がなればいいなと思っています。

古事記をテーマにしたコミック

  • 石ノ森章太郎(著)「古事記」(講談社)

日本書紀

  • 坂本 太郎・家永 三郎・井上 光貞・大野 晋 (著)「日本書紀 5冊」 (岩波文庫)

3月11日の答え

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