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弾貨とは 〜バレットフィリアたちの闇市場〜

初登場の弾貨

 東方新作、「バレットフィリアたちの闇市場」。その画面に気になるシステムがあった。
 画面左上に「お金」と「弾貨」というものがある。お金は「東方虹龍洞」でもあったシステムで、カードを買うために必要だと考えられるが、弾貨というものは初めてだ。

 実はこの画像、魔理沙の前にある魔法陣のところに小さく弾貨のアイコンが写っているのだ。

 形的に「天空璋」の季節アイテムのようなものか。
 魔法陣については後述する。

弾貨とは何か

 この画像では闇市場で使われる金が Bullet Money =弾貨になっている。

 それに対し、タイトル画面から行くことができるカード市場と思われる画面には、金が Money=お金になっている。

「虹龍洞」では、暴力で取引はできない

 ひょっとするとゲーム中(闇取引中)は弾貨でカードを買い、カード市場では普通のお金でカードを買うのではないか。
 この作品の前日譚、「東方虹龍洞」でもこのような会話があった。




 上の会話では暴力=弾幕ごっこ ととることが(咲夜は暴力としてないらしいが)できる。

どうでもいいが「弾幕はパワーだ」という発言のせいか暴力で奪えない旨の発言は基本的に魔理沙ルートじゃないと見られない。

弾貨は暴力。市場のルールなんてない

神の介入が出来ない市場──闇市場が開かれた。

 という言葉を踏まえれば、闇市場は千亦の市場のシステムに則る必要はなく、暴力である弾幕(弾貨)でカードを買うことができる。
 一方、カード市場は「虹龍洞」のカード購入と同じく千亦の市場のシステムであるため、お金でカードを買う必要がある。
 つまり、弾貨とは闇市場の取引で使われる金であり、お金との違いは市場で使えるか否かではないだろうか。

 それなら画像でお金よりも弾貨の方が多いことにも説明がつく。


魔法陣

 ビートまりお氏は配信でパチュリー(と思われる)のカードがあることから魔法陣はパチュリーのカードの効果ではないかと推測した(この人がパチュマリ推しということもあるが)。

 実際これがパチュリーのカードだった場合、カードの効果で弾貨を集めることになる。

 しかしその場合、例えばチルノの「アイスフェアリー」を使ったときは、「アイスフェアリー」のショットで敵を倒さなければ弾貨は排出されない。「アイスフェアリー」のショットは弱いため、あまり弾貨を回収することはできないだろう。

 それに、タイトル画面にあるフラスコのカードが永琳の「死穢回避の薬」によく似ており、似たような能力のカードになると考える。

 パチュリーは既に「転ばぬ先のスペル」というカードを持っている。
 その考え方ならば、新しいパチュリーのカードも似たようなカード(装備カードではなく能力カード)になるのではないか。

 以上を踏まえてこのまりお氏の説への私なりの反論は、

 この時点で魔理沙の周りに魔法陣があることだ。魔理沙が前方に魔法陣を張っている以下の二枚の画像。

 これらはどちらも魔理沙が低速になっている。ひょっとしたら花映塚のミスティア・ローレライの吸霊有効範囲のように、低速で魔法陣が前方に展開され、魔法陣は魔理沙の移動に少し遅れて移動するという形になるのではないか。
 あるいは、輝針城の魔理沙Bの「マジックアブソーバー」のように何かを発射するボムのような物ではないか。

終わり

 魔法陣はカードではないだろうということ以外はあまり自信がない。
 しかし弾貨の考察はかなり的を得ていると思いたい。
 外れたら外れたでただ残念に思うだけだが。

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