1年半、ガジェット系外注ライターをやってみて感じた違和感
2020年6月から2021年12月まで、月間累計5,000万PV以上を誇る大手サイトでガジェット担当ライターとしてお仕事をいただいていました。
業務委託ですので福利厚生などはなく、そのぶん拘束時間がないため好きなタイミングで作業できるのはやりやすかったです。しかし、個人的にはあまり向いていないなと思う点も……。
1.実際に商品を手にしないので罪悪感がある
公式サイトやECサイト・口コミを参照しつつ記事を作成する仕事でしたので、商品を手にすることはありません。
表現の仕方については非常に厳しく制約があり、法律に触れないよう注意しながら文章を書いていました。わたしはガジェット・ゲーム系がメインで、特にゲーム系なんかはプレイしたことがないと紹介しづらく、けっこうな時間がかかりましたね。
あとは「罪悪感」です。そういう仕事だと割り切れば別によいのですが、最後まで払拭できませんでした。実際に使っていないのに「〇〇な場面でおすすめです」というのはちょっとね……。
2.テンプレ通りの文章を求められる
これは外注ライターあるあるだと思います。もちろん、編集長目線からすると文章を統一しなければなりません。ライターを常時15人以上雇っているメディアですのでなおさらです。
しかし、「誰でも書ける無難な文章」を綴るのはしんどいなと思う面がありました。仕事だと割り切れればいいんですけどね。
複数の文章テンプレが準備してあって、それを1記事のなかで散らしながら商品のことを紹介していたのですが、あまりおもしろさを感じなかったです。
3.完璧主義で人一倍時間がかかっていた
それを言っちゃおしまいよ、って話になるのはご容赦を。
しっかり考えて見直しまでしていたおかげで、フィードバック時のやり直しはほとんどありませんでした。しかし、自分でも過剰だなと思うほど時間を使ってしまい、時給換算600円になる記事もしばしば。
ほかのライターさんの平均執筆時間はわからないものの、進捗具合をみると1.5倍近く時間を使っていたような気がします。
ただ、とことん見直さないと不安で不安で……。(見直しは必須ですが、過剰にやる必要はなかったよって話です)
まとめ
あくまで個人の意見というか、なんなら少数派の感想かもしれません。こうも文句を言いつつ、1年半続けていますし、後付けの言い訳みたいなものです。
ライターになりたい・文章を書く仕事を副業にしたいという人は、ランサーズなどで応募してみると勉強になりますよ!
いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)