”2,000円なのに高音質”で話題のイヤホン「水月雨 Quarks」はマジだった！
一昔前にSNSで話題になっていた「水月雨（MOONDROP）」の廉価モデルQuarksを、遅ればせながら購入しました。その価格、なんと2,000円弱！
メイン用途はiPad専用の寝ホン。ワイヤレスイヤホンだと耳部分が大きいので寝がえりがうちにくく、毎日使えばバッテリーの劣化も早くなります。1万円を越える商品ですので、劣化は最小限に留めておきたいところ。
元々Sonyの6,000円くらいする有線イヤホンを使っていため、価格だけみればスペックダウンになるのですが、結果として価格以上の圧倒的音質で驚きました！！
外装＆開封
遠目から見たら指輪でも入っていそうなサイズの箱。もちろん、紙製ですしめちゃくちゃに高級感があるわけではないので、あくまで比喩ですよ（笑）
イヤホンを保管する布袋とコードクリップ・SML3種類のイヤーピースが付属しています。プラグ部分がしっかり金メッキ仕様なのも細かいけど注目したいポイント。
スケルトン仕様は好みの問題でしょうけど、個人的にはめちゃくちゃ好みです。そこまで安っぽくも見えません。
取扱い説明書のデザインは社長さんの趣味なんだそう。
Quarksの基本スペック
Quarksの基本スペックは以下の通り。
6mm外磁型磁気回路ダイナミックドライバー使用
再生周波数：4～43,000Hz
インピーダンス：16Ω@1kHz±15%
ケーブル長：約125cm
音圧感度：116dB/Vrms @1kHz
目詰まり防止フィルター装備
数字を見るだけなら、その辺にある3,000～8,000円クラスの製品とあまり変わりません。価格が価格なので十分ですね。
音質チェック
普段はアンカーの「Soundcore Liberty Air 2 Pro」と、タオトロニクスのヘッドホンを愛用しています。価格差1万円以上ですので若干酷ですが、比較もします。音源はYouTubemusicです。
さっそく、iPadでアニソンやJPOP・クラシックを数曲視聴。感想を以下に。
付属のイヤーピースの遮音性が高く、ノイキャンしているみたい
ボーカルは非常に鮮明に聞こえる（高音に強い）
低音は弱い
少しこもったような印象は受ける（再生端末をXperiaにしたら解決したので端末のクセかも）
人の声が聞き取りやすい
全体的な音質はヘッドホン＞ワイヤレスイヤホン＞Quarksの順だが、かなり善戦している（価格差5倍以上）
安物にありがちなスカスカ感は全くありません。2,000円のイヤホンでそれがないだけでもそもそも十分。買ったばかりでエージングをしていませんし、伸びしろもあります。
イヤーピースの密着度は◎。もちろん、自分の耳のサイズに合っているのが大前提ですが、遮音性が高く周りの音がしっかり遮断されます。部屋にある空気清浄機の音も聞こえず、ほとんど無音状態。
Xperia 10 IIIやパソコンでも視聴してみました。正直、端末による違いも大きいです。iPadよりもXperiaのほうが高音質。少しこもったような音も、Xperiaで再生したら解決します。
この辺りはこだわりだすと、チューニングソフトDACを買うとかイコライザーを弄るとか、そもそももっとよいイヤホンを買おうとか、そういう「沼」になるので割愛しましょう。
あくまで2,000円のイヤホンなのに、3～4倍近いイヤホンの音を再現できてしまう商品のご紹介ですからね！
まとめ
水月雨のQuarksは、少なくとも2,000円の音質ではありません。ワイヤレスとはいえ、価格差が1万円あるSoundcore Liberty Air 2 Proとも全然戦えるレベル。
有線イヤホンを買い替えたいけどできるだけ安くて高音質な製品がほしい人は、ぜひ第一候補に入れてみてください！
最近はワイヤレスイヤホンが主流になっていますが、有線イヤホンの音質面でのコスパのよさはまだまだ健在。Quarksはイヤホン収納袋付きで携帯もしやすいですし、サブとしてもおひとついかがでしょうか？
こういったらアレですが、百均のイヤホンやAmazonで見かけるよくわからないメーカーの格安イヤホンよりはるかに別次元です。安物買いの銭失いにはなりませんよ！
いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)