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朝の読書(浅田彰「アイデンティティ・ポリティクスを超えて」『新潮』2024年2月号

朝の読書。浅田彰「アイデンティティ・ポリティクスを超えて」『新潮』2024年2月号

前半でフランスを中心としたポスト構造主義、後半は世界情勢を反映しているのかアメリカを中心としたアイデンティティ・ポリティクスの話。マクルーハンが出てくるのは、カナダで研究していたことと浅田がアンカーのようにつながって興味深かった。フランス現代思想とアメリカは、ここではポール・ド・マンが象徴的だろう。柄谷行人がイエール大学で研究することが現在にも反映されていると見ることが出来そう。浅田はデリダを英語を取り入れて説明しているのも象徴的。もはや英語の時代なのか。

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