睡眠コンサルタント誕生物語①
わたしは、どこにでもいる感じの主婦
わたしは1986年生まれの愛知県民。家族構成は2017.3生まれの長男、2020.1生まれの長女と夫の4人家族。夫はサラリーマン。超がつくぐらいの平均的な家庭にいます。
1日の大半を寝かしつけに費やす現実
結婚して数年、長男の妊娠が発覚。つわりで思うように動けず駅まで歩いてはそのまま自宅にUターンを繰り返した。これはとても勤め上げられないと思い新卒で就職したシステムエンジニアを退職することに。この頃は比較的多かった専業主婦になり子育て一本の生活が始まった。
長男はいわゆる全然寝ない子だった。赤ちゃんは勝手に寝るもんだと思っていたのに。新生児から夜も昼も抱っこや添い寝じゃないと寝ない。当然、1日のいくらかは彼の睡眠のためにじっとしていないといけなかった。スマホでゲームしたり一緒に寝たりしていたが、全然楽しい感じはしなかった。そんな生活を2年ちょっと。
そして2人目の妊娠がわかった。真っ先に浮かんだのが
長男と同じ寝かしつけは無理
ねんねの独学を始める
その頃、長男が2歳を過ぎて図書館に一緒に行けるようになっていたので、山のように本を借りて赤ちゃんのねんねを勉強した。
そこで読んだ1冊に「ママと赤ちゃんのためのぐっすり本」があった。他のねんねの本には書いていないことがたくさんあって(我が家でも取り組んでいないことも多数)、これをバイブルに長女の出産に挑むことに。
産後から本を見様見真似で、かつ、自分の負担のないようにアレンジしながら取り組むと、あらふしぎ!抱っこじゃなくても寝る!ここから私の世界ががらっと変わる。
あまりにぐっすりなので将来について考える時間ができた
おかげさまでよく眠る長女。1歳近くなれば夜間の授乳もしなくて良くなり、生活リズムも整い、おそらく彼女の個性で昼寝が3時間ほどまとまって寝ることが多かった(その分、朝寝や夕寝はしなかったけど)
その頃長男は幼稚園の年少さん。つまり、家にはいなきゃだけど自由な3時間が手に入ってしまった。これは長男の出産以来である。
3時間のうち、洗濯物を片付け夕飯の準備をし、ちょっと掃除をしておやつ片手にテレビを見て・・と日常を過ごす。なんとなくワイドショーを眺めていると「このまま何もしなくていいのかな?」と不安になり始める。長女が幼稚園に行き始めたら仕事したいとぼんやり思い始めていたが「え、この状態で再就職できる?」という不安も抱え始めた。そう、幼稚園は半日帰りやお休みが多いのだ。
その頃フリーランスという言葉がよく聞こえるようになり、仕事に出なくても「自宅で働くのはどうだろうか」と考えるようにもなった。
とりあえず手に職をつけてみようかな。できれば自宅で勉強できるやつ。それで食いっぱぐれない感じの。
という曖昧な条件で色々考えてみると、この私の生活を激変させてくれたねんね本を書いた先生が資格取得コースを開講しているらしい。勉強はすべてオンライン。当時、見比べていたモンテッソーリの資格やベビーウェアリングコンシェルジュは何日かスクリーニングがあったので、資格の取得しやすが断然違った(なぜモンテッソーリとベビーウェアリングコンシェルジュが比較対象にあったかはまた後日)
資格をとって手に職つけるべきなのか・・貯金をはたいて申し込むべきなのか・・めちゃくちゃ悩んだ。時は2020年の大晦日。義実家で年越しをしている最中にこどもを寝かしつけた横でずっとずっと考えていた。
そこから3ヶ月迷いに迷い、夫への報告も終え、えいやっと資格取得コースへ申し込みをした。