ラン活を終えて、振り返る

第一子、はじめての手探り子育てを始めて5年半ほど。
早いものでもう1年生が近づいてきた。
びっくりするぐらい、波乱万丈な濃くも尊い5年半だった。

今日、彼のランドセルを買った。
(正しくは買ってもらった)

なんだか子育ての一つの区切りめにきたような気がする。

ラン活について思うこと

いつしかランドセルを選び買うことを「ラン活」よ呼ぶようになっていて、そんな様子を遠くから見ているときは「ちょっと無理・・」という気持ちだった。
それはランドセルがいやだってことではなく、この囲い込み感がちょっとねというニュアンスで、我が子がランドセルを背負うことはなんら異論はなく・・・

つまり、ランドセルはほしいけどラン活はしたくない。

そんな私のラン活記録を残しておこうと思う。

資料を手当り次第取り寄せる

どういうわけか、年中の冬ごろからネット広告にランドセルがちらほら現れるようになった。試しにクリックしてみたり1件検索したら、もう止まらない。
はてしなく各メーカーのランドセルが目の前に現れた。笑

ネットで見るよりカタログを見るほうがわかりやすいなと思って、手当り次第カタログを取り寄せることにした。たぶん15社ぐらい。

なんでもかんでも取り寄せていては埒が明かないなと思ったので、条件は以下
・パッと見気に入った
・展示会などがあり実物を手に取る機会がありそう

カタログが届き始めたらあれよあれよと積み上がり、広辞苑並の分厚さになった。お友達から紙袋にまとめて入れていたら破れたと聞いていたので、使っていないトートバックにガンガン入れていくことにした。

カタログを見て選抜をする

届いたカタログを見ると、各メーカーの個性よく出ており、いわゆる親の趣味でないもの(こどもにとって大変魅力的なものだったりする)やお門違いな雰囲気のものなども含まれる。
メーカーは山程あるので、「これは違うな」「これは見せられないな」と思ったものは潔く処分をした。
我が家が第二子(女子)が3年後にランドセルを買うことになるので、男子はOKでも女子がキラキラしすぎている・・みたいなものも候補から外した。
下の子はきっと上の子と同じメーカーで買うことになる予感がしている。笑

ここで3〜4社に絞られた。この中なら何を選んでも大丈夫かなという感じ。

とりあえず1件見に行く

ランドセルはできれば工房系がよいと考えていたので、イオンやニトリなどに行くのではなく工房系をいくつか取り扱っているイオンモールに内のお店に見に行くことにした。7月上旬の出来事。
きっと都会に住んでいたらデパートに見に行っていたいように思う。

親があれこれと触ってみたり、本人に背負ってもらってみた。

触ってみてよかったこと
・親世代のランドセルとは仕様や大きさがかなり違うのでそれが体感できる
・クラリーノと革の心地よさや軽さの違い
・使い込まれた展示品の使用感
 ↑たまたま2年間展示品で活躍している牛革のランドセルに出会い、その馴染み具合がとてもよく、牛革のにしようと夫婦で意見が一致した。
・各社ごとの仕様の違い
 ↑自動でロックかかるようなものや、負担なく背負える工夫などメーカーごとにだいぶ違う

このとき、本人がイオンモールの別のお店が気になりすぎて「心ここにあらず」状態だったり2歳時が暴れだしてしまい、決断を潔く諦め、後日実際の店舗に行って買うことに。「今日は試着できてよかった」で収めることにした。

メーカーのお店に行って購入

先に見に行ったお店で取り扱っていたメーカーの一つで決めようと思いその本店に行ってきた。(8月末)
ここのお店で買うことは7月の頭には決めていたのだけど、なんだかんだ遅くなってしまった。行く気かっけは
・少しずつ完売情報が出始めた
・義母の「ランドセルはいつ見に行くの?」攻撃。苦笑

事前にカタログの中から気になる色を選んでもらっていたので、お店でそれを出してもらい、似たものや展示の中から直感で気になるものを手にとったり。

彼は非常に場所見知り&人見知りなので、このラン活のピークを過ぎた時期の開店と同時のタイミングで行けてよかったように思う。
誰もいないお店で自由に見て回ることができた。

何度かこっちにする!やっぱりあっち!と一瞬ふらふらしたが、最終的にはカタログで見ていた色で決めた。お店に到着後10分で決めていて逆に心配してしまったよ。
その潔さ、見習いたいものだ・・

当日、下の子は義母が留守番を買って出てくれて私、夫、本人でじっくり納得のいく1つが見つかった。
かぶせ鋲とネームタグのカスタマイズを入れてもらうことにして注文完了。

お届けは2月中旬。わくわくどきどき。

資料請求のあたりでラン活に揉まれそうになったり、春先から「ランドセル決めた!」「届いた!」と周りから聞こえてきてびっくりもしたが、じっくり我が家のペースで見て回ることができたかなと思う。

どうしても!!というものがなければ夏でも十分見て回れるように思うので、こちらを読んでラン活を始める方がいたら、焦らずとも納得の行くものが見つかるように思うのであなたと家族の気持ちにフォーカスしてランドセル選びを楽しんでほしいなと思う。


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