【読書】『行かずに死ねるか!』『いちばん危険なトイレといちばんの星空』『洗面器でヤギごはん』 石田ゆうすけ著
一気に読んだ3冊の副題は「世界9万5000km自転車ひとり旅」とある。
副題のとおり、著者が7年半をかけて世界一周の旅をした軌跡と、その中のいいも悪いも合わせた一番をあげ、そして食べたものついて書いたものだ。
著者は帰国後、日本全国のラーメン店巡りをしたりして本にしている。
以前から読んでみたかった本ではあった。
先日、自転車の雑誌を立ち読みでながめていたら、著者が連載している文に気づいた。
そのまま斜め読みをした後に、彼の本を読んでみたくなった。
著者の正直な人柄が出ているいい文だったと思う。
この3冊のどこかに書いてあったけど、7年半を1冊にまとめることはできないけれど、それでも何か残したい、そして著者と同じように世界一周の旅を終えた人に「もっと書こう」、と呼びかけていた(と思う)。
7年半かけて日本に「生きて」帰ってきた経験は一人で抱え込んでおくにはもったいない。
ぜひ、おすそ分けをもらってください。
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