ソフトウェア・サービス 3733    レーザーテック 6920         モンラボ 5255           アセンテック 3565

ソフトウェア・サービス<3733>が急反発。同社は18日取引終了後、23年12月度の月次売上高が前年同月比2.0倍の36億9500万円になったと発表。2カ月連続で前年実績を上回り、伸び率が前月(48.0%増)から拡大していることが好感されたようだ。なお、受注高は前年同月比45.2%増の27億5000万円、受注残高は同5.3%増の110億1800万円となっている。

レーザーテック<6920>とアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連の一角が大幅高。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が18日、決算発表にあわせ、24年12月期の売上高が前期比で2割台前半の増加となる見通しを示した。これを受け、同日の欧米市場では半導体関連需要の先行きに対する前向きな見方が広がり、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%を超す上昇となった。東京市場でも半導体関連株への資金シフトの流れが波及。TSMCの決算説明会において熊本工場での量産を24年10~12月期中に開始する方針が示されたことも、投資家の関心を一段と引き付ける形となったようだ。

モンスターラボホールディングス<5255>が高い。午前10時ごろ、コンサルティング会社のPwCコンサルティング(東京都千代田区)と業務提携を開始すると発表。提携では、日本国内と世界各地の日系企業を中心としたデジタルトランスフォーメーション(DX)やクラウドトランスフォーメーションの支援を行う。アジャイル型のコンサルティングサービスを協働で提供するという。

アセンテック<3565>がストップ高。18日の取引終了後、24年1月期の配当予想について、期末一括7円から10円(前期7円)へ増額修正すると発表。これを好感した買いが集まった。

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