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人と共に喜び、人とと共に泣けるか

こんばんは。今日もお疲れ様です。
心理カウンセラー大山です。

本日は木曜日なので"道徳の時間"をお送りします。

私が愛読している"武士道"
『礼』についてお伝えします。

礼とは他人に対する思いやり

道徳を語る上で欠かせないものが礼になります。
礼を学ぶ中でも欠かせないこと、それは、品性を損ないたくないという目的で礼を実践することです。

武士道では貧弱な徳行と呼ばれています。

したがって礼を高い徳行をしてる訳ですが、自分一人では成り立たず誰か他の人に対する想いの部分になります。

その礼を結び付けるのが精神ということになります。

全ては精神で統一される

精神統一という言葉を一度は聞いた事があると思います。

目をつぶって姿勢を正し、呼吸を整える。
すると邪気が消え心が落ち着いていくというものです。

少し瞑想を似ている部分がありそうです。
詳しくは分かりませんが、精神統一として禅を組んでいると瞑想しているときの精神状態に似て来ます。

体制に違いはありますが、呼吸を整える、呼吸に集中するとなぜか心が落ち着くのは分かると思います。


ところで、あなたは茶の湯を実践したことがあるでしょうか?

礼を学ぶ内に想像できる精神鍛錬において最強の礼儀作法だと思います。個人的な意見になってしまうかもしれませんが実践すれば分かるとしか今のところ言えません。

今は茶の湯という作法を学んではいないのですが、高校のときに課外授業ということで体験させていただきました。

茶の湯こそ礼儀そのもの。
精神の塊といったものです。


礼儀の根本は"慈愛"と"謙遜"にあり

礼の必要条件として武士道にはこう書かれています。

泣いている人とともに泣き、喜びにある人と共に喜ぶことである

なぜ私がブレインタイプやマインドタイプというタイプ論を学んでるのかというと、私たちはいくら精神で統一されても心は個人によるものだということをお伝えしたいからなんです。

タイプ論というのは、脳のクセ、心のクセになりますが、それは片方があって片方がないというものではありません。
全てを持ち合わせているうえで自分にとっての優先事項を付けるクセというものです。

簡単に説明すると、行動、思考、感情、調和という4つに分かれています。

思考はするけど行動はしないという訳ではなく、考えてから行動するというだけです。行動はするけど感情を持たないということもありません。

つまり、タイプというのは自分がまず先に行っているものなだけです。


今回の礼に関しても同じことが言えます。

礼節を重んじているからといって、他の志を持っていないわけではない。
そこで分かれていくからこそ、礼儀という精神の統一で同じ空間を過ごし調和を取っているということになります。

今日は精神に通じる礼。

礼儀、礼節についてお伝えしましたが、これが個人の心を尊重するもので、それがやがて道になるというもの。

全ては道徳という心、精神、道というものを表しているということです。


いかがでしたでしょうか?

本日も道徳の時間お疲れ様でした。

また、来週お逢いしましょう!

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