![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134363744/rectangle_large_type_2_9653223517de76e595d342978d1453e1.jpeg?width=1200)
36,7 ℃
![](https://assets.st-note.com/img/1710768414891-OclHGiSBGD.jpg?width=1200)
『体調が悪い、風邪っぽい』と主張するには微妙な体温だ。ってか、ほぼ不可能だろう。
「今日は熱っぽくて、休ませてください。」
と言っても「甘えてないで、さっさと来い !」と多分、学校でも会社でも叱られる状況。
平熱の低い人間が抱える重大な悩みである。
具合が悪いときにしか体温を計らないから、確かな事は言えないけど、多分平熱は相当低い。
「チョッと熱っぽくて」と、いつも計ると35,7℃しかなかったりするから。
今朝から咳と鼻水が出始めた。
風邪の末期症状。
で、後はゆっくり寝て治るのを待つばかりだけど、咳や鼻水は確かに辛いんだけど、なんでだろう、幸せ感がある。
空気に溶け込むような感覚。は、ちょっと大袈裟かな。
重力が半減したようにフワフワと浮いているような不安定感。
寝返りを打つと、平衡感覚を失ったような、墜落感。
言えないが期限切れのキャッチフレーズを求められ、巡らしも、何を書くことがあろう。寝返りを打つと目眩が起こって、...
スマホのキーボードが平仮名入力に突然変わって、指が画面に触れただけで、候補の文節が現れる。ついうっかり触って、訳のわからない文章が構成されていった。
訂正する気力がない。
やっぱり、薬を飲んで、もうちょっと寝て、安静にしとこう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?