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この文章を書くにあたってのお礼と感謝ずっと、私の人生のテーマになっている「幸せに生きる」ということ。 大学の卒論のテーマが偶然にも宮澤賢治の銀河鉄道の夜における幸福論になり、そこで「まだこの論文は完結していないね。研究し続けなさい」と言ってくださった恩師の言葉を胸に、そこから長い間そのことと向き合う時間も取れず時が過ぎていきました。 しかしその間ありがたいことに、「教育」という場所で向き合う人の「幸せ」と対峙しながら人生の半分以上を過ごすことができました。 この文章も構想し
衣食住の最後は「住」、つまり「暮らす」ことです。 人間はもともと移動をしながらその日の食べ物や安全を探し続けていた生き物です。人類の歴史からすると定住せず、移動しながら旅をして暮らす時間の方が長く、定住生活をしている時間の方が短いのです。 そして、この定住生活が人間にとって大きな変化をもたらしました。 まず、移動しないということはその土地の気候などの風土に生活が左右されます。 一年中暑い所では、暑さに対応するための家や服装、食べ物などが必要です。特に水が少ない時期はどこから