何と呼ぶ?

泣いた。ただ泣いた。

君との関係に名前がほしくて。

叫んだ。叫んだ。ただ叫んだ。

君の愛に確信がほしくて。

叶わない願いを横目に時だけが流れて

私の想いだけが募ってく。

ねぇどこ見てるの?

ねぇ真っ直ぐ見つめてよ。

その優しい目で。

君がどの道を歩こうと

その背中を追い続けようと思ってた。

手を伸ばせば届きそうな

でも伸ばしてはいけないような…

分かってたよ、本当は。

この先に道が続かないこと、

知らない間に2つになって

気付けば君の笑顔が遠くに見えて

それがぼやけて見えなくなって

頬を雫が走ること。

分かってた、間違いだってこと。

名前のない、この道が。

さぁこの道を何と呼ぼうか。


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