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Tenset($10SET)のまとめと考察

テンセット。

あの中国の世界最大級のゲーム会社テンセント(Tencent)じゃない。

一部怪しい人たちが煽っていたり、スキャムにありがち?なデフレリフレクトトークンだったり、Gate.ioに上場するまではCEXになくDEXのみの取り扱いだったりで、長者番付有名人が噛んでいる割にたびたび詐欺扱いされてるやつ。

ということでこれはなんなのか適当に調べる。

ホームページ(日本語もあるけどGEMSやVOTEは英語だけ)

ホワイトペーパー

https://tenset.b-cdn.net/wp-content/uploads/2021/03/Tenset_Whitepaper_En_v3.1.pdf

ホワイトペーパー(日本語。たまに訳がおかしいので英語も読むのがいい)

https://tenset.b-cdn.net/wp-content/uploads/2021/03/WHITEPAPER_JP_3.1.1.pdf

ロードマップ

https://tenset.io/#roadmap

News(ブログ。メディア系の更新頻度はこれが高め)

Medium(ブログ)

Youtube(更新頻度は高くない)

Git(更新頻度は高くない)

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チャートなどアナリティクス

https://trends.google.co.jp/trends/explore?q=10set

https://dex.guru/token/0x7ff4169a6b5122b664c51c95727d87750ec07c84-eth


特徴

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一番のテーマはETF2.0らしい。TENSETという会社が運営。

要するに10SET買う=世界中の株式投資+仮想通貨投資

みたいな感じをイメージ(雑)

ホルダーには売買手数料の一部が10SETの形で配当として入ってくる仕組み(後述)

証券口座どころか銀行口座すら持てない途上国の人口とそこに眠るマーケットは凄まじいものがあるが、そういった人たちにも投資の機会を作りたい的な。

途上国は口座作れないから投資できない=資本主義社会に食われる立場の人が多いのはわかるがそれだけじゃなく殺人や強盗が多いので、現金もってるより仮想通貨にしておいたほうが安全だったりする説はある。

あとは個別に株買うとか仮想通貨買うのが面倒くさい人に。

途上国ターゲットにしてそうなくせに日本へのマーケティング頑張ってるのは若干謎。マーケティング戦略の意図は気になる。

Googleトレンドみると日本と韓国が多いのはターゲティングしてるから。(ホームページは英語・日本語・韓国語・ポーランド語・スペイン語・中国語に対応)中国がここにのらないのはお国柄。トルコはたぶん通貨状況がアレだから?ポーランドは母国。

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トークン

・10SET

特に10SET以外のトークンはない。

会社はTENSET、トークンは10SET

なんで10なのかは謎。アルファベット順にソートしたときに一番上に来るようにするところまで考えて名付けていたらヤバい。

あと世界規模で有名なTencentが聞き慣れている発音だから、TENSETと発音が似ているのでその面で単純接触効果的?に親しみが湧きやすくなる心理ムーブを意識して名付けているとかだったりしたらそれもヤバい。

下記インタビューでも話してるけどRobertGrynは週末引きこもってゲームしてたような人で経済的な成功もゲームのスコア的な感覚ってことなので、あながちゲームが関係してないともいいきれないという。

ちなみに10SETのエンジェル投資家であってRobertGrynはRobertGrynのプロジェクト(MetaHero)がある。

$10SET

デフレリフレクトトークン。とはいえ投票やGEMSの参加条件にもなってるからガバナンストークンでもあるといえる。

上限2億1000万枚で210万枚までBurnし続ける超デフレトークン。単純に考えると1枚あたりの価値は最終的に100倍になる(が、単純に考えることはできない)

10SETを売買するときは取引手数料が毎回2%かかる。

例えばUniswapとかで10SET売買すると、他の普通のトークンのスワップと違って+2%多く手数料払う必要がある。

なので短期売買には圧倒的に向かない。毎回2%の損失が確定的に発生するとかありえない。

2%のうち1%はBurnされて1%は10SETホルダーに配当される。公式がガチホ推奨トークンといってるのはこういうこと。

この1%の配当メカニズムは直接スマートコントラクト上に実装されているらしいのでもちろん手動ではなく自動であり着信トランザクションやガス代は発生せず、即座に残高に反映される。

Reflect.financeのメカニズム。

時間が経過し10SETを売買する人が増えれば増えるほどHODLerはより多くの配当を受けられるようになる仕組みなのはイメージングが必要。

HODL最強とわかっていても信じきれない人は一定数必ずいるのと、短期的にはHODLより売買したほうが利益が出るタイミングはあるし、単純に10SETで得た利益を利確するタイミングはすべての人に訪れるので、継続して10SETが魅力的なトークンであるならば確かにそのとおり。かもしれない。

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イーサリアムチェーン上だと1万円とかの超小口投資にも圧倒的に向かない。

ガチャるとガス代でマイナスになるので最低10万、普通は100万とか1000万規模の一括投資するのがイーサリアム上だと思う。

BSCチェーンへの展開がSoonなのでこうなれば多少ハードル下がる。1万円とかの少額でも買いやすくなる。なお最小・最大ともに配当を受け取るための権利しきい値はないのでみんなで保有量に応じて頭割り。

とはいえBSCももはやガス代数十円とかで高くなってきた感はある。

ただ、ここで重要なのはイーサリアム以外のチェーンにも拡大していけるポテンシャルがあるということ。

CEXではGate.ioに上場したので、ここで買えば手数料は安い。ここで売っても手数料は安い。(手数料というかガス代)

ただしCEX内に持っていても、手数料のうち1%がホルダーに配当されるやつは入ってこないので、CEXで買ったあとはMetamaskとかに移しておく必要があるらしい。

Buyback&Burn 10SET

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・取引手数料の1%がBurn
・会社の持つ株式や仮想通貨などの資産から得られる利益のうち30%がB&Bに使われる。

図を見るとWalletのトランザクションでも2%、CEXでもDEXでも2%の手数料が取られるメカニズムなのがわかりやすい。(DEXだとたしかデフォルト0.5%とかになってるからスワップするとき歯車マークおして許容手数料上げないとトランザクション通らない)

ただし初期枚数2億1000万枚の1%にあたる210万枚に達したとき、Burnは停止するようにプログラムされている。

210万枚に達したときにどうするかというと、10SETホルダーに会社の利益を共有(どのような形でかは謎)するか、何かしら新しい実装をするかと記載されているがどうなるか正確なところは不明。

ヘッジファンドとして

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ETF2.0ということでヘッジファンド的な運営。

ホワイトペーパーにはビットコインとかポルカドットとかイーサリアムとかコカコーラとかペプシとかが書いてあるからこの辺には投資するのかな。

執筆時点ではBinanceやAave、Celusius、NEXOで運用している。

ここで上げた利益の30%を使って10SETをB&Bするので、会社が利益を上げればたくさんの10SETが市場から消え去り価値が上がる。

会社が利益を出さなければB&BされないかB&Bの量が減るので市場からあまり10SET減らない。

頑張れヘッジファンド。

なお4半期ごとに行われるB&Bは下記記事のとおりアルバニアで正式に税金の優遇を受けたので無税で実施。

利益の残り70%は下記へ割当

・資産を増やす再投資
・関係各社とチームのサポート
・プロジェクトの拡大と成長
・マーケティング

要するに会社の成長。ひいては10SETの価値上昇。

また、研究開発・投資・マーケティングがいずれも重要であることは理解しているとのこと。

草コインだとこのバランスが取れてないプロジェクトは多々あるがテンセット社は違うとか。

テンセット社のウォレットの用途は下記の通りで具体的なコントラクトアドレスはホワイトペーパーに記載。

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・CompReserveは4年間ロック。毎年25%が会社の予約アドレスにリリース。
・Team&Advisorsは3年間ロック。3ヶ月毎に10%がメンバーのアドレスにリリース。
・Marketingの半分は即時利用できる状態で残り半分はロック。3ヶ月毎に25%リリースされるので1年以内にすべてのマーケティング用トークンがリリース。
・LiquidityReserveは即時利用可能。ただしいかなる取引所でも販売されない。

株式市場との架け橋

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第3フェーズではブロックチェーン外部にも資金を引き出せるように分散型スマート配当プロトコルなるものを構築することを目指しているとか。

銀行口座に自動的かつ直接的な配当支払いをできるようにしたいとか書いてあるが先のことなので詳細は不明。

ホワイトペーパーには配当として受け取るか再投資するか選べるようにするとも書いてある。

テンセット社が法的枠組みを提供し、投資家が法的要件に対処する必要はないとも書いてあるが、それがどこまでの範囲をカバーするのかは非常に気になる。

税金まるっといい感じにやってくれるの希望。

VISAの記載あるけど、まだ先なのでどうつながっていくのかは完全に未知数。投資判断ウェイトは小さい。

Gems

上記記事のwww.metahero.ioのリンク踏むとDNSアドレスがありませんってなるのでそれはアカンと思った。(https://metahero.ioのはず)早く治してあげて。

IFO的なものなのかなんなのかよくわからないが、10SETホルダーのみがプレセールに参加できる感じっぽいのでそれ系。

一旦はRobertGrynのプロジェクトなので内輪感あるけど、これがどう発展していくのか、次のプロジェクトはどんなものなのかが非常に重要になってくると思っている。

配当以外に10SETを保持する意味の創造になる。

Vote

10SETホルダーで投票する機能が実装されてた。

過去には下記のような投票が実施された。ADAがくるのか?

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投資先のアセットもVoteの結果が影響してくる可能性はある。

会社(TENSET LTD)

Company: TENSET LTD
Contact: Jonasz Miara C
E-mail: marketing@TENSET.io
Telephone: +48 506654904
Website: https://TENSET.io/
Address: 148 Ibsley Gardens SW15 4NG, London, GB
SOURCE: TENSET LTD

アルバニア議会と首相官邸のとなりに移動したらしい。

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アルバニアの上記の場所はこのへん。ピラミッド型のエンヴェルホッジャ博物館が目印。

イギリスの148 Ibsley Gardens SW15 4NG, London, GBはこの辺。

都会と田舎って感じ。

運営チーム

みんなお金持ち。

RobertGrynが確か前にインタビューでちらっと話してた発言を引用すると働かなくても勝手にお金が増えていく仕組みを構築中とか。錬金術じゃん。

といっても資本主義社会自体が金持ちがさらに金持ちになる錬金術なのは間違いないが。

CEOは国際ビジネスや不動産セクターへの投資の起業家として11年の経験があるらしい。大学で経営管理と経済心理学を学んだらしい。経営学士。仮想通貨市場へは2014年から。

CMOは10年以上の経験を持つマネージャー・マーケティング担当で日本の京セラやデルタプラスなどの管理職を経験してきたとか。経営学修士。

CTOは2012年から仮想通貨投資家・トレーダー。eloomのCTO、FuerteCoinのCEOでもある。化学学士。

と、一見すごそうな雰囲気はあるもののSNSアカウントは総じて最近開設された感じなのでどうにもSNS上の実績感には乏しい。

まぁ必ずしも長年SNSやってる人がビジネス成功をさせるわけではないといえばないが。(実際RobertGrynは圧倒的成功者の1人なのはたしかなので。。。)

あと、日本のテンセット大使なるKentoKajimotoとは。。。謎すぎるけどこの人もしかして買い煽りが激しい系YoutuberなMr.Ken氏だったりするのかな?(たぶんそうだと思ってる)

Youtuberならうぇるかむとぅざこいんくらぶの人がたぶん今日本では一番大使っぽい感じがあるんだが。

まとめ・メリット・デメリット・投資方針

ここより下のメリデメと投資方針は個人的な意見なので有料にしておきます。幸運を呼ぶラッキー7にしました。

基本的にはここまでの情報と公式FAQで仕組みはわかるため、有料パートを購入せずとも自己判断には十分だと思います。

もし投資を考えている人は「必ず」公式の原文(英語)を自ら読み判断するのがいいでしょう。日本語など、公式以外の情報は誤訳による情報歪曲があり得ます。(公式が出している日本語も時折訳がちょっとおかしいです。)

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