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仮想通貨や株・FXで大損しないために心がけている3つのこと

2020年2021年と米国株投資ブームや仮想通貨ブームで投資を始めた人が多い。

コロナで大暴落した2020年3月は確かに100年に1回あるかないかの買い時だった。

しかしそこから1年以上たってすでに爆上げしている今でも勧める人は多いんだがそれはいかがなものか。

投資しないのは機会損失というのは間違いないが、参入の仕方で大損して破産する人が出ないかは心配であり自分自身にも日々言い聞かせている。

将来これを見る自分はこれから書くたった3つのことを守れていますか?

1:短期投資を長期投資を分けているか?

短期投資はいわゆる数分~1年に満たない投資

相場観を日々磨き続け、自分のメンタルと向き合うためにやる日課みたいなもの。

お金を稼ぐというよりもメンタルマネジメントを鍛えるため、日々世界を学ぶための手段という意味の方が大きい。

日本語の情報を適切に読み取る国語力、相場に密接に紐づく政治経済、世界の情報をいち早く入手できる英語力、資金管理と予測のための数学、未来の有望な投資先を見極めるための化学・物理学・コンピュータサイエンス。

日々勉強。

半減期周期でバブルがくる仮想通貨は~4年。BTC半減期は33回までなので後30回あり、2140年頃には半減期ネタは終わるがその頃には多分死んでるので問題ない。

長期投資はいわゆる15~30年以上にわたる将来の資金のための投資

老後資金というか死ぬまでの残高を確保する目的

運が良ければ定年以前にFIRE

そして短期と長期、長期の中でも各資産に分散したポートフォリオは1年に1~2回見直してローテーションする。

投資期間1~15年は?

結果的にこのスパンで利益が出てラッキーということはあるだろうが、投資時点からこのスパンで利益を出そうという投資は、生活に支障が出るくらいのリスクを取りうるので基本はしない。

それなら短期投資で資金管理しながら回転運用するほうが学びになると判断している。

2:短期投資は2%ルールを徹底しているか?

プロでも4~5割損切りが発生するという短期投資は何が何でも2%ルールを徹底しないとあっという間に破産一直線

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損切りラインを50%ルールで実施すると上記のように10回エントリーする前に100万円をほぼ0にする威力がある。1日で42億分の1に暴落した某TITANみたいな凄まじいリスク。

エントリーするときは

1.損切り価格を決定する
2.エントリーの確信度によって0.01%~2%まで損失許容額を決める
3.損切りしたときの損失がこの割合になるポジションサイズ(ロット・枚数)を決める
4.利確ポイントを決めてリスクリワードを見直しエントリーするか再検討する

短期投資は1に損切り2に損切り、3、4も損切り5も損切りというくらいに損切りを意識する。

投資元本100万円なら最大2万円の損失

次にエントリーするときは98万円の2%の1.96万円の損失

次にエントリーするときは96.04万円の2%の1.92万円の損失

2%ルールは30回くらい連続損失で約50万円に元本は減り、100回くらい連続損失で1/10くらいに元本は減り、200回くらい連続損失で1/100くらいに元本は減る。

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0.1%ルールだと200回連続で負けても20万円マイナスの80万円くらいにしかならないので慣れていないマーケットにはいるときは0.1%ルールのほうが安全。

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そして2%ルールの元ネタの投資苑2に記載があるような6%ルール(その月の損失が6%になったらその月は取引をやめて勉強し直す)と組み合わせてもっと安全にマーケットと向き合える。

万が一6%ルールに引っかかる損失を出したら、短期投資が下手くそなので過去チャートで練習を積む必要がある。練習問題は過去に実質無限にある。

2%ルールだと3連敗したらその月はトレードしない。1%ルールだと6回、0.1%ルールだと約60連敗を考慮したトレードができる。

忘れてはいけないのは100万円を50万円にするのは50%の下落だが、50万円を100万円にするにはバブル級といっていい100%の暴騰が必要だということ。増やすのは難しく減らすのは簡単。数字のマジック。

3:長期投資はドルコスト平均法と200日SMA・365日SMAを組み合わせて分散もしているか?

長期投資は大前提として数十年後には上昇していると見込むものに定期的に定額を積み立てる。

損切りという概念はなく貯金という概念に近い。

そして数十年間使うことのない資金を入れる。

今日1万円投資したら、その1万円は数十年後まで引き出すことはない。

もしその1万円を数十年後までのどこかで引き出す必要があるなら、その1万円は投資してはいけない。

そして世間が投資ブームだからといって焦って一括に資金を入れてはいけない。SMAを見る。

長期投資だからこそ焦って一括に資金を入れる必要はなく、日足で株なら200日SMA、仮想通貨なら365日SMAに接する、欲を言えば割るまで一括買いはしない。

200SMAと365SMAはマーケットが開いてるのが株は200日くらい、仮想通貨は1年中だから。

下記はVTI(世界分散投資)のチャートだが、暴落から株価が上がってきていた2016年11月の投資機会を逃しても、2020年3月に投資機会は来ていた。

2017年4月に投資していなくても、2018年12月に投資機会は来ていた。そしてここで投資しても2020年3月には損していた。(200SMAから大きくハズレていた2020年1~2月頃に利確していなければ)

2018年5月に投資していなくても、2020年3月に投資機会は来ていた。

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もし数十年後も上昇を続けているであろう銘柄が200SMAを大幅に割り込んでいない(それどころか大幅に上振れしている)にも関わらず焦って一括投資するくらいなら、定額積立の金額を上げるほうが健全だというスタンス。

仮想通貨も同様。

下記はドル建てBTC(ビットコイン)のチャートに365日SMAを引いたものだが、2019年5月の投資機会を逃しても2020年3月に投資機会は来ていた。

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長期投資だからこそ移動平均線からあまりにも乖離しているときに一括に投資するのは健全ではなくそれなら定期積金の金額を上げる。

なお、仮想通貨の積立は国内事業者はステルス手数料があまりに高い(手数料無料とかいいつつ販売所で買ってるから無駄に高い)ので手動で販売所ではなく取引所で買うかボットをプログラムして自動で買い付ける必要がある。

手動で買うときは自分自身のメンタルとの戦いに負けそうなのでボットで買っている。

なぜなら暴落のときでも暴騰のときでも無心で定額を買い付けるから。人間のメンタルは暴落のときは少なく、暴騰のときはたくさん買いたくなるもの。

上手い人は毎月や毎週の定期積金も短期下落を掴んで実施するようだが、わたしのような一般人レベルのメンタルにはハードルが高い。

また、1つの企業を何十年も追い続けるのはかなりマニアックなので1つで複数企業に分散できるETFを使うのが基本。

仮想通貨はまだまだBTC/ETHを軸に複数銘柄に自分でポートフォリオ組んで分散するしかないが、ETFみたいなものを作り始めているプロジェクトも出てきているので遠くない未来に仮想通貨インデックスも普及するはず。

基軸・DeFi(DEX・レンディング・イールドアグリゲーター等)・MEME・NFT・チェーン・取引所トークン・魔界、、、

ポートフォリオを組むときが一番楽しい戦略ゲーム感はある。

まとめ

将来これを見る自分はこのたった3つのことを守れていますか?

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