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昭和42年男のカルチャー日誌

2024年1月4日(木)六本木でキース・へリング展を鑑賞した後、新宿へ移動。誤)新宿武蔵野館→正)新宿シネマカリテで映画「枯れ葉」鑑賞。
鑑賞した皆さんのSNS上の評価に背中を押された感じです。恋愛映画ですが、もの凄くシンプルな構成で、そこそこハラハラしますが、演出バランスが絶妙な塩梅で何度見ても飽きの来ない感じの作品でした。

近年の恋愛映画を厳選具材入りの高級おむすびとすると、シンプルな塩むすびといった感じでしょうか?塩味はあるけど、お米の甘みもしっかり味わえる秀作です。

主人公二人が一番薄味な演技で、まわりがやや味付けが濃いい感じでした。後半にちょっと事件(事故?)がありますが、粛々と台詞で進めちゃうとこが今風じゃなくて良かったです。現在の映画演出が過分だと感じられます。年始から色々あってしんどい雰囲気なので、今観るのに丁度イイ作品です。お薦めします。

2024年1月6日(土)高田馬場にある早稲田松竹で久々に2本通しで観てみました。「ザ・クリエイター」と「イノセンツ」の2本です。

「ザ・クリエイター」は初鑑賞でした。AIが何を比喩しているのか、もうひとつ掴み切れないのと、主人公の行動原理に感情移入出来なくて、正直、乗り切れませんでした。否定する程ではないですが、残念でした。

「イノセンツ」は2023年8月5日に鑑賞済であり、相当楽しめた作品。再鑑賞しても全く飽きのこない良作ですね。
今週一杯、早稲田松竹でかかってます。特に「イノセンツ」はお薦めです。




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