櫻坂46 「何歳の頃に戻りたいのか?」



何歳の頃に戻りたいだろう。
最近そんなことをよく考えていた。そんな中でのこの曲をくらってしまう。
あの時もう少し頑張っておけば。あの時なら出来たのでは?
楽しかった時を思い浮かべては、もう何も考えず楽しむだけの日々など戻ってこないと思う。なんて尊い日だったんだろう。考えてもどうしようもないことが頭を支配している

All day ずっと ソファーに寝そべって スマホを見てる非生産的日常 あんたを見てると腹が立つ 一瞬 殺意さえ浮かぶ 悩み一つないなんて世の中 舐めてるんだろう? 

『何歳の頃に戻りたいのか?』

悩みなさそうな人に殺意さえ浮かぶ日常。他人を責めるようでなんだか自分を責めているような。冒頭の歌詞からすでに胸がえぐられそうになる。
今の自分に満足出来ていない様子が分かる


夕暮れのグラウンドで一人 ピッチャーゴロに全力で走ってたあの日 間に合う 間に合わないは 生きる答えじゃなく 僕のイノセンス

『何歳の頃に戻りたいのか?』

主人公は全力で走っていた日々を思い出すのだ。ただ純粋にやりたい事をやっていた時期。結果や損得では生きていないだろう。




一体 何に挫折したんだろう? 目指した夢がなんだか 思い出せなくなった 腹立つあんたはよく似てる 現状維持でいいんだ 明日に期待しなきゃ 傷つくこともないさ

『何歳の頃に戻りたいのか?』

やはり、自分を責めるように他人を責めていたのだろう。向き合うことも、期待することもさけて傷つかないように生きてきた。なんとかそれなりに、楽しくはないけど、通りすぎていくように、ただ今を淡々と自分を納得させながら生活をする。腹をたてる時、共感性があるから分かるからだと思っている

本当に あの頃 そんな楽しかったか? きっと 特別 楽しくはなかっただろう

『何歳の頃に戻りたいのか?』

過ぎ去った日々は美しく感じるだけで、その当時は本当に楽しんでいたか?本当は色々あった。人間関係も若い頃は複雑で、嫌われたくなくて、苦しんだ。思い出は美化されていくが、いつの日も悩みのない日なんてなかった。


今が過ぎる足音が聴こえなくて (目の前の景色に 意識を奪われて)
こんな今もいつの日か輝くんだ (大人への階段)

『何歳の頃に戻りたいのか?』

今もすぐ過去になる今も過去。
今をいつか思い返す日が来るだろう
その為に今をどう生きる?


最高の日々は終わった?
幸せな日々は消えた?
輝いた瞬間は遠く
(Those days)
過去に 戻れやしないと知っている
夢を見るなら 先の未来がいい

『何歳の頃に戻りたいのか?』

最後は前向きに。
無駄が一切ない歌詞に脱帽する。
何歳(いくつ)をなんさいと読み、ダサそうだなと思った自分を恥じた。
MVも素晴らしい!制作時間も少なかったのでは?なんて心配をよそに、素晴らしいクオリティー。特に円になってダンス対決するところと、最後の外での大人数の楽しそうなダンスシーンが好き。天ちゃんは、ずーっと素敵。シーンごとによってコロコロ表情が変わる天才。カッコいい。可愛い、美しい全部見れる。最高!アイドルも儚いもの。今は今しか見れないものね。高校生の天ちゃんとももう少しでお別れ。メイクや表情によっては、幼く見えるが、どんどん大人の女性になっていくんだろう。アイドルを見ていると特にあの頃から動けなくなってしまうね。今は櫻坂!今のメンバーが最高!そうして皆どんどん成長していく。大人になってゆく。取り残されてないように今を生きる。

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