【しない子育て】 加害者にも被害者にもならないで欲しい

息子達が小さい頃から
高校生くらいまで
私がずっと言い続けていた言葉。


加害者になって
誰かを傷つけるのはもちろん

被害者になって
誰かに傷つけられるのも
「自分は傷つけられても仕方ない」
と勝手に思って
受け入れてしまうのも

どちらも絶対にだめだよ!


そんな私の思い。


息子達が誰かを
いじめたとか
怪我させたとか
傷つけたとか・・・

成長過程であり
生きている上で
全くないとは思わないし


多少の喧嘩や諍いはあったけど
目立って大きなことはなく過ごせた。


一方・・・
いじめや
嫌がらせを受けることは絶えなかった。


被害者は
巻き込まれてしまったり
標的にされてしまったりすることもある。


私の対処法は。
「学校に行かないといけないと思って
 逃げ場を失って死ぬなんて馬鹿げてる!
 学校なんて行かなくてもいいからね。
 休みたかったら、いくらでも休んだらいいよ。
 大人になれば、選択肢はいっぱい増えるよ」


日常的にも言っていたし
特に4月と9月と1月の
学校が始まる前は
ずっと言い続けていた。


親を悲しませないように
学校でいじめられていることを黙ってて
そして命を絶たれたのでは
そちらの悲しみの方が絶えられないではないか!


そして
もう一つしていたこと。

ただひたすら
息子の話を聞くこと。

何のジャッジもせず。

「あなたが何かしたんじゃ無いの?」
「どうして言い返さないの?」
「いじめられるのにも原因があるんじゃないの?」

我が子がいじめられている現実を
受け入れるのは辛いかもしれないけれども
その辛さを
苦しんでる我が子に押し付けることになる!



可能な範囲で
「こういうことをしてみることはできる?」と
提案をして聞いてみることはしていた。


命令ではなく
提案。


最後は
「それで、あなたは今後どうしたいの?
 お母さんに何かして欲しいことはある?」



学校を休む選択もあるし
自分で何かをする選択もあるし
私に何かを頼む選択もある


被害者にならないで欲しいからといって
私が学校を休むことを強制することはしない。


社会に出たら
何が起こるか分からず
被害者になる可能性も
加害者になる可能性も
高まるかもしれない。


学校生活を私が守ることが目的ではなく
息子が自分の人生を生きることが大事。


そして・・
今も私はただただ
息子達に願っている。


加害者にも
被害者にも
ならないで欲しい。


それ以上の貢献は
その前提があってのこと。

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