【カクヨム甲子園】後記

はじめましての人が多いかもしれません。

雨乃よるるといいます。
普段はカクヨムで小説をかいております。

この度「カクヨム甲子園」という高校生限定の賞に参加しました。
以下、カクヨムの近況ノートに書いた文章を抜粋で。

抜粋

ロングストーリー部門に参加した「僕は男の子だけど王子様に愛されたい」という作品で、読売新聞社賞という、身に余る賞をいただきました。

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では、作品に関して……。

「僕は男の子だけど王子様に愛されたい」は私の中でも特別な作品で、今までに何度か読み返してました。

本田くーん、せっかくの受賞作で、寒いギャグ飛ばさないでくれよ。
「頭痛が、痛い」??
あれが本田真仁という人物であり、中二という年齢であるから仕方ないのですが。

文章も稚拙な点は多いと思います。
ただ、エンタメとしての完成度は私の作品の中では群を抜いているのではと。
主人公が必然的に心情変化を何度もするように、仕掛けを作ったり。
一話から二話の移行で読者を裏切ってみたり。
よくこんな設定思いついたな、というか。
いろんなことが分からないなりに書いた場面もありつつ、ですが。
本当の意味で「その時にしか書けない」作品だったのだなと思います。

読んでくれた人、ありがとう。

僕の記念碑です。

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ちょっと、納得できないことがあって。って、お前何様やねんて話ですが。
私の本当に大好きな作品が、カクヨム甲子園参加作にふたつ、ありまして。

中間選考すら通らなかったんですよ。
おかしいだろって。

多分どちらの作品も、文章力が高すぎたんだ。
もしくは、カクヨム甲子園の趣旨と会わなかったんだと思います。
純文学傾向の作品もありましたし。

うーん、やっぱり賞は相性なのか。
ある種のエンタメとしての完成度と、高校生らしいみずみずしさを求められるのかも。
僕のはたまたま相性が良かった、ってことなんでしょう。
有難いな。

でもおふたりは、いずれ世に出るんじゃないかと半分本気で思っています。

カクヨム甲子園がすべてじゃないけど、ここで認められたことは、ひとつの思い出として、胸に取っておきます。

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長文読んでくれてありがとう。

それではまた。

もらったお金は雨乃よるるの事業費または自己投資に使われるかもしれないし食費に消えるかもしれない