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感謝は伝える『努力』が必要。【パパにはじめて作ったハンバーグ】


〝想いと感謝を伝える努力をする〟
結婚式でパパと誓った3つの約束のひとつです。

誰しもが頭では相手に感謝をしていても
気を抜くとそれは一瞬で日常に溶けてしまう。
(まあ、それもある種の幸せなのかもしれないけれど。)

ドライな言い方をしてしまえば
お互いひとりでだって生きていけるのが夫婦だから

『感謝』を
ふたりで生きていくコミュニケーションにしようと
〝伝える努力〟としました。

努力をせずできるようになればいいのだけど(笑)
まだまだ日々、努力中です。

付き合って間もない頃、
中野坂上で一人暮らしをしていたおうちで
はじめて振る舞ったのがリクエストのハンバーグでした。

口に合うかわからなくて ドキドキしながら
狭いキッチンでじっくり火入れをした一生懸命の一品で

重ための赤ワインを煮詰めるデミソースは
これだけで白いごはんがいくらでも食べられると
我ながら思った自信作でした(笑)


それから、パパに感謝を伝えたい日には
このハンバーグを作ります。

もう何回作ったかわからないけれど
ハンバーグを捏ねるときはいつも
出会ったばかりの頃を思い出して
いつか娘と一緒にパパにつくりたいな、
きっとすごい喜ぶんだろうな、と想像してニンマリして。

ひとはつい、温度に慣れてしまう生き物だから
初心に戻る瞬間を作る努力をしたいと思います。

ありがとう、は何回言ったって
言われたっていい言葉だから。

【パパにはじめて作ったハンバーグ】

■材料
合いびき肉 300g
塩 ひとつまみ(お肉の0.8%くらい)
大きい玉ねぎ 1/2
生パン粉 大さじ2
卵1個
おろしにんにく 小さじ1
こしょう 少々
ナツメグ 少々
コーティング用の小麦粉少々
牛脂のみじん切り2つ
氷 小さいの2つ(普通の家庭用氷を砕いたもの)
※氷を忍ばせるとじゅわっと肉汁がでる仕上がりに


ソース
大きい玉ねぎ 1/2
すりおろしにんにく 小さじ1
ケチャップ  大さじ2
ウスターソース 大さじ2
中濃ソース 大さじ1
砂糖  小さじ1
重ため赤ワイン 200cc
バター 15g

※23.6月改定


《作り方》
■下準備

・玉ねぎをすりおろし近くまでみじん切りにする
・タネの材料をすべて用意しておく

★ハンバーグソースをつくる
※焦げないようによく混ぜるのがポイント

①玉ねぎ半分・にんにくをバターできつね色になるまで炒めたら、小鍋に移し赤ワインで沸騰させ煮詰める。ケチャップ、ウスターソース、中濃ソース、砂糖を加えてさらにとろみがつくまで煮詰めて完成!最後にハンバーグの肉汁を加えて馴染ませてからかけて。


★ハンバーグをつくる
※このときにお肉が温まらないことがポイントなので生のままの玉ねぎを使い、手とボウルはなるべく冷たく、そして素早く!

①ボウルにすりおろし近くまでみじん切りにした玉ねぎ半分、生パン粉、おろしにんにく、卵、ナツメグ、コショウを混ぜて合わせ、最後に直前まで冷やしたひき肉と塩を加えてよく捏ねる。

(生の玉ねぎを使うとふわっとした食感とみずみずしさのあるハンバーグになります。パン粉を牛乳に浸さないのは生の玉ねぎから十分水分がでるためです◎)


タネを4等分したら
真ん中に氷と牛脂を入れ込みしっかりと包んで
小麦粉を纏わせるように
両手に投げながら形成し空気を抜いて
真ん中を少しくぼませる。


温めたフライパンで両表面を中火で焼に
蓋をしたら弱火で10分ほど中まで火を通す


ハンバーグの中まで火が通ったら
(だけ串で刺して透明の肉汁がでたらok)
ハンバーグから出た油を
作っておいたソースを合わせ
最後に一瞬煮立たせてコクを出す

お皿にハンバーグを盛り
ソースをたっぷりかけたら完成です。


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