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Kindleヘビーユーザーの自分が、スマホサイズの「BOOX Palma」を買ってみたらすごくよかった話

9月19日に発売された「BOOX Palma」が届いたので、数時間使ってみての感想をまとめてみようと思います!

重さ170gと書かれていますが、想像以上に軽い!

スマホサイズのデバイスを買った理由

私はこれまでに626冊ものKindle本を購入し、Kindle PaperwhiteやKindle Oasis、Kindle ScribeといったE Inkデバイスも持っています。年間で約100冊を読むため、目に優しいデバイスが必要だと感じていました。

これらのE Inkデバイスはとても便利で、風呂やベッドの近くに置いておくだけで、気軽に読書が楽しめます。1日の使用時間はだいたい1〜2時間です。

しかし、実際に最も使っているのはiPhone 14 Proのスマホです。それで、KindleのiOSアプリでの読書が増えてきました。スマホで読む利点は、早く読めることですが、Slackやメッセンジャーの通知が気になって、集中力が途切れることもあります。

そんな折、スマホサイズのE InkデバイスをSNSで見つけ、即座に「これは買うしかない!」と感じて購入しました。

iPhone 14 Proとの比較画像

BOOX Palmaのメリット

Kindleデバイスとは大きく異なるところは、E Inkを搭載したAndroidタブレットであるところ。OSにAndroid 11が入っています。なので、普段使っているアプリもダウンロードできるのがよいです(大学生ぶりにAndroidデバイスを買いました)。

また、カメラで写真を撮ることもできるし、音声を再生することも可能。Bluetoothで連携させれば、イヤホンで音楽を聴くこともできます(まだやっていない)。

ダウンロードしたAndroidアプリ

BOOX Palmaは「読書特化のデバイス」として購入したので、ダウンロードするアプリの数をかなり絞りました。

  1. Kindle : 本を読むため

  2. Instapaper : クリップした記事を読むため

  3. Inoreader : RSSで登録したニュースを読むため

  4. Notion : 日々の出来事を記録するため

  5. Todoist : 共用のタスクを確認するため

  6. Endel : 集中する音楽を聴くため

  7. ChatGPT : 気になることを相談するため

他にも、Nova Launcher(ホーム画面をカスタマイズできるアプリ)やGBoard(Googleがつくったキーボードアプリ)や1Password(パスワード管理アプリ)のようなユーティリティアプリもダウンロードしました。

普段使っているサービスはiOSだけでなくAndroidアプリもリリースしていたので、ログインすればスムーズに使うことができて便利でした。

気が散らないように、最低限のアプリだけホーム画面に置いています

ちなみに、買ってから気づいたのですが、音量ボタンとファンクションボタンはカスタマイズ可能。自分は以下のように設定しています。

  • ファンクションボタン

    • 短押し : フルリフレッシュ

    • ダブルクリック : ホームに戻る

    • 長押し : キャッシュのクリア 

  • 音量ボタン

    • 基本は音量設定(Kindleはアプリ側の設定で音量ボタンをページ送りできる)

    • Inoreader、Instapaper、Notion、Todoistなど、音量を変更する必要がないアプリはスクロール設定

BOOX Palmaのデメリット

使ってみて感じたのが、動作のもっさり感。もちろん、軽快さを求めて買ったわけではないのであまり気にしていないですが、iPhone 14 Proと比較すると、ブラウザでの検索速度やKindleアプリのページ送りなどのスピードは遅いです。

また、どこで何を設定できるのか複雑なところも難点です。このデバイスは3つの「設定」が存在します。

  1. Onyxでの設定(BOOXの開発会社)

  2. Androidでの設定(OS)

  3. Nova Launcherでの設定(ホーム画面)

これがかなり厄介で、上記の「ファンクションボタン」はどこの画面で変更できるのか、探すのに結構時間が掛かってしまいました。(本体の機能なので、1. のOnyxの設定画面から変更ができます)

BOOX Palma スペック

最後に、BOOX Palmaのスペックをまとめておきます。下記情報は、代理店のSKT株式会社のサイトから拝借しました。

  • CPU:クアルコム8コア

  • メモリ:6GB(LPPDDR4X)

  • ROM:128GB UFS2.1

  • ディスプレイ:6.13インチHD Carta1200フラットスクリーン

  • モノクロ解像度:824*1648 (300dpi)/Regal

  • GPU:BSR搭載(BOOX Super Refresh)

  • タッチ:静電容量方式タッチ

  • フロントライト:CTM付きフロントライト(暖色及び寒色)

  • WiFi:802.11b/g/n/ac

  • Bluetooth:BT 5.0

  • バッテリー:3950mAh

  • ボタン:電源、音量、カスタム

  • ページめくりボタン:あり

  • スロット:USB-C (OTGサポート)

  • スピーカー:あり

  • マイク:あり

  • Gセンサー:あり

  • MicroSDカードスロット:MicroSDXC対応(最大2TBまで)

  • カメラ:16MBカメラ LEDフラッシュ付

最終的な感想

BOOX Palmaは、Kindle Scribeとほぼ同じぐらいの金額だったので、買うかどうかかなり悩んだんですが…買ってよかったです!!これから、いろんなところに持ち運んで、読書を楽しもうと思います!


P.S. 今回の見出し画像をつくるにあたって、iPhoneで撮った写真を切り抜きしてみたのですが、画像を長押しするだけでこんなにキレイに切り抜きしてくれて、めちゃくちゃ便利でした。

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