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好きな人の好きなところを誰かに説明するのは難しい

(タイトルの「好きな人」のところは、「好きなもの」と言い換えてもいいかもしれない)

好きなものを全体的に好きなままいると、わざわざ言葉にするのが億劫になってしまって、「だって好きなんだから」という、端から見ると何も説明できていないことが自分は結構ある。

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例えば自分が、CAKE.TOKYOの取材であるスイーツ店に行ったとき。その良さを、後で文章と写真であらためて伝えるならできるのかもしれないけど、それをその場でしゃべって伝える場合は、すごく難しい。それは、自分の頭の中でグルグルしてて消化しきれていないということもあるし、印象に残っている話が局所的な話の場合が多いから。で、結局「すごいおいしかったんだよ!」ばかり言っている気がする。

だから、「君の好きはどういうふうに好きなのか、もっと分かるように言ってよ」とよく言われてしまう。

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「好き」とか「おいしい」とかって、いろんなものをひっくるめてその感情が生まれる。だから、いろんな側面のひとつである「〇〇が好きで」とか「〇〇がわかる」とか補足情報ばかりをしゃべっていると、本当に好きなんだっけ...?と、自問自答してしまいたくなる。

結局言いたいのは、「好きな人が好き(好きなものが好き)!」という気持ちだけだから、相手にわかってもらおうと躍起になるよりも、自分の表情とか撮った写真とか、ノンバーバルなところで補おうとすればいいやと、今は思ってる。

ただ、それをこうやって書いてしまうと、言い訳っぽくも見えるんだよぁ。

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