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2023 0525-0529 名古屋旅③

名古屋旅シリーズ。
1日目(5月25日)
2日目(5月26日)
の続きである。
今回は3日目(5月27日)をお送りする。

■ 2023 0527 朝
7時ごろネットカフェ亜熱帯 千種店で起床。
案の定であるが、あまりよく眠ることができなかった。
1日目の記録で夜行バスの睡眠の質を通常の20%だと述べたが、それで言うとネカフェは65%ぐらい。
まあ、宿代と睡眠の質はトレードオフであろうから、文句はあまり言わないで次に進んでいこう。
今日の目的地は東エリア一帯だ。

東の方に向かいます。
朝飯。

千種駅を過ぎ、今池エリアを通過して向かうのは、覚王山駅だ。
カクオウザン。
なんだかすごそうな地名だが、一体何なのか。
"覚"とは、覚り(さとり)のこと。
そして、覚りの王とは、もちろん(?)釈迦(ゴータマ・シッダールタ)さんのことである。
1898年に見つかった釈迦の遺骨が日本にも分与されることになり、それを安置するために創建されたのが覚王山日泰寺であり、(新しい)地名にもなったというわけだ。
 
覚王山駅から日泰寺までテクテク歩く。
あれですな。寺院があって、高級住宅が立ち並んでいて、坂道になっているので、鎌倉っぽさがある。
 
日泰寺の入り口はこんな感じ。

タイ王国から日本に寄贈されたのでニッタイ寺。

山門には、釈迦の弟子、アーナンダ―とマハーカッサバの仏像が鎮座。

アーナンダ。多聞第一。
マハーカッサパ。頭陀第一。

こういうのって普通は仁王像だけど、ここは前述したような背景があるので、オリジナルリスペクト(?)な感じになってますね。

本堂。日泰寺公式サイトより引用。
境内図。日泰寺公式サイトより引用。

本堂を参拝した後は、少し歩いて釈迦の遺骨がある舎利殿の方へ(本堂に安置されているわけではないのは、少しトラップですな)。

奥に奉安等がある通天門はこんな感じ。
これ以上は入ることができないようになっている。

通天門。
分かりにくいけど、右奥に釈迦の涅槃像がある。

なぜかカップラーメンのスープの素が供えられていたのがカオスだった。

液体スープお供えすなーっ👆💦!

 
日泰寺の後は東南方面に向かって、桃厳寺へ。
30分ほど坂を下る。

日泰寺→桃巌寺→東山動植物園

桃厳寺の入り口はこんな感じ。
雰囲気ありますなあ。

桃厳寺(とうがんじ)。禅宗ですね。

 
竹林を抜けていくと、名古屋大仏が登場。
高さ15mとかなりデカいのだが、藪の中にあるので、あまり目立たない&話題にならないという悲しみがあるらしい。

諸行無常・諸法無我・涅槃寂静。

 
その後は本堂へ。
ありがたデカ木魚などが配置されている。

でかい。
たすかる。

 
更に、和尚さんに1000円の参拝料を払うと、本堂奥のアダルティーでエキゾチックなエリアを参拝することができる。
こういう言い方は消費的であんまりよくないのかもしれないけど、かなりの名古屋ディープスポットだ。

圧倒的ペニス。
エクストリームな体位ですね。
エロい石。

 
なお、本堂奥を参拝すると、お守りも貰える。
お守りには何が入っているのか?
それはあなた自身の目で確かめてほしい……。

なにか固形物が入っているようだが……?

 
■ 2023 0527 昼

桃厳寺のあとは、そのまま東に向かい、東山動植物園へ。
東京ドーム13個分の敷地を誇るボリューミーな動植物園である。

MAP。東山動植物園公式サイトより引用。

 
アニマルから爬虫類までじっくり眺めることができた。

ニート感。
クマに遭遇したら、オワリだというのがよくわかる。
GANTZのぬらりひょん的なオーラを放つコアラ。
キュート。

 
ちなみに、一番良かったのはキリンコーナーである。

chill in, kirin。

普通の動物エリアは「見る側(人間)」「見られる側(動物)」という一種の対立というか、緊張感がどうしても拭い切れなかったのだが、キリンコーナーだけは「お互いにそこに存在しているだけ」のようなチルさがあってよかった。
おすすめなので、名古屋に行ったらぜひキリンコーナー前のベンチでくつろいでみてほしい。

それにしても、このボリュームで500円はすごい。
コスパとかあんまり言いたくないけど、かなりの高コスパである。
本気でじっくり回れば、朝から晩までエンジョイできると思う。
 

■ 2023 0527 夜
夕方になってきたので、銭湯でも行くことに。
「どこがいいのだろう?」と思って調べていたら、白山温泉という銭湯が評判いいらしい。
東山動植物園とは逆サイドになるが、地下鉄に乗って、西エリアの東枇杷島駅に向かうのであった。

健康で長生きしたけゃ銭湯だぜ。
ちなみに、温泉が湧いているわけではないのに、温泉を名乗るのは名古屋銭湯あるあるらしい。白山温泉も例に漏れず。

到着。
白山温泉の何が評判かといえば、天然水の水風呂らしい。
名古屋のしきじ(静岡の超有名サウナ)と呼ばれているほどだそうだ。
確かに入ってみると、ジャバジャバしていて非常にフレッシュである。
おととい入ったウェルビー栄の水風呂がガッツリ塩素系だったから、なおさら違いがよく分かるものだ(塩素系=悪ではなく、塩素系がベストな場合もあるんだけどね)。
ちなみに、こうやって「水風呂の質」とか語ると、「いや、そんなんどれも変わんねえだろ」とか「銭湯サウナ通ぶってるだけじゃね?」とか思った方もいるかもしれないが、本当に違うのである。
むしろ、利き○○としては分かりやすい方だ。
みなさんもぜひ水風呂マニアになってほしい。

ちなみに、サウナ室はMAX4人程度の小型のハコだった。
小さいサウナはだいたいハズレなしなんですよね。
ストーブの熱がダイレクトに来て気持ちいいのよ。
ただ、自分以外全員モンモンが入っておられる方々だったときはかなりのハイプレッシャーであった。

銭湯を出た後は、飯探し&宿探しへ。
うーん、なんだか考えるのがめんどくさいので、スーパーの弁当と、昨日と同じネカフェ亜熱帯でいいや、という気分に。
東枇杷島から千種まで、テクテクと歩く。
飯を買ったのはバローというローカル(?)スーパー。
どうやら東海~近畿地方に出店しているようだ。

ゆるふわ・ディナー。

ネカフェに入店し、メロンソーダを注ぎ、ディナーをいただく。
合計で25kmも歩いたので流石に疲れた……。
まだ、22時だが早めに寝ることにするのであった。

それでは、次回最終回。

3日目徒歩記録。

(つづく)
2023 0525-0529 名古屋旅④

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