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【全員考察!】日本ダービー2021


血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

今年もやってきました!
競馬の祭典、日本ダービー!

今年の推しメンはもう見つかりましたか?
もしまだ見つかっていないのであれば、是非本記事を参考にして下さい。

それではいこう!

日本ダービー全考察スタート!


1枠1番 横山武史(牡22歳) 
父横山典弘 鈴木伸尋厩舎所属

横山武


父はJRA騎手、兄もJRA騎手の横山和生という競馬ファミリーの血統表。
デビューから順調に勝ち星を重ねており、昨年初の関東リーディングの座を手にした。
これは史上初の父子獲得となった。
前走の皐月賞での勝利で同レースの父子制覇を果たしており、今もっとも勢いがある次代の天才。
早めに仕掛けて抜け出すスタイルが多く「自分の乗り方を曲げたくない」と語っているので父のスタイルである「ポツン」を受け継ぐつもりはどうやらなさそうだ。
好きな食べ物は梨とマンゴー。


1枠2番 池添謙一(牡41歳)
父池添兼雄 フリー

池添


父は調教師で全弟も調教師の池添学。さらに全妹はバレットの池添美幸と競馬一家である。
大レースでの勝負強さに定評があり、特に有馬記念や宝塚記念に強いことから「グランプリ男」と称される。
過去にはホステスから「馬のりになって殴られた」とのタレコミをされてしまい、それが時期的にはオルフェーヴルに乗っていた頃だった為、昼はオルフェーヴルを叩き夜はホステスを叩いていたのかとの憶測を呼んだ。
でも競馬場でそんな遮二無二ムチを打つような騎乗スタイルではないことは競馬ファンならご存知のはず。
尚、G1でのガッツポーズには定評がある。今年も一度は見たい。


2枠3番 石橋脩(牡37歳) 
父不明 フリー

石橋脩


血統不明。
JRAが誇るイケメンで、抱かれたい騎手ナンバー1に選ばれている。
一部で性格が悪いなどと言われることがあるが、これはもちろんイケメンならではのやっかみから来るもの。
一度会話をしたことがあるが、サインも気さくに書いてくれたしとても良い人だった。
そもそもダビスタ好きに悪い奴はいない。
愛称はバシシュー。


2枠4番 横山典弘(牡53歳) 
父横山富雄 フリー

横山典


父は元JRA騎手、兄も元JRA騎手の横山賀一という競馬ファミリーの血統表。
長男の横山和生、三男の横山武史はともにJRA騎手。
騎乗スタイル「ポツン」の開発者。
これは最後方で一人ぼっちでレースをすることで、スタート直後に馬券を買ったファンを青ざめさせる技法。
他の騎手によると「あれはノリさんにしかできない」とのことなので、現在JRAで唯一の技法と思われる。
2人の息子への技術の伝承が望まれるが「俺は自分のクローンを作りたいわけではない」と語っていることから残念ながら当面は無さそうである。
好きな食べ物はスープカレー。


3枠5番 武豊(牡52歳)
父武邦彦 フリー

武豊


ターフの魔術師と呼ばれた父の代表産駒にして日本競馬界のレジェンド。
競馬を知らない人でも知っている稀有な存在。
様々な記録を樹立しており、同レースにおいても過去5度制覇という前人未到の記録を保持している。
イチローと親交が深く、まさに「天才は天才を知る」
今年はディープインパクト産駒の「怪物」とのコンビでここに挑む。
なんともしっくり来るコンビだと思うのはわしだけだろうか。
好きなものはハローキティ。


3枠6番 大野拓弥(牡34歳)
父大野裕 フリー

大野拓弥


父が馬主という血統背景。
小学校から乗馬を始め、騎手を志すようになった。
騎手となってからは度々穴馬を持って来ることから「穴の大野」と評されたことも。
その最たる例が初G1制覇となった13番人気スノードラゴンでしょう。
今回も人気薄に乗っており、穴の大野の本領発揮なるか。
また、現在の騎手では珍しく「エージェント」を使わずに自分でスケジュール管理するほどの頑張り屋さんで、なんとも応援したくなる。
好きな食べ物はフルーツ。


4枠7番 松山弘平(牡31歳)
父松山 フリー

松山


血統表に競馬関係者はなし。
競馬好きな父と祖父の影響で競馬学校に進学して騎手の道へ。
昨年デアリングタクトとの運命の出会いがあり、無敗で牝馬三冠を達成した。
この勢いで「さぁ今年も!」となるはずだったのだが、騎乗停止・デアリングタクト故障と不運に見舞われている。
ダービーは最も運が良い奴が勝つらしいので、今回勝つは無理じゃないか。
好きな食べ物はカレー。


4枠8番 川田将雅(牡35歳)
父川田孝好 ホリプロ所属

川田


父は佐賀競馬の調教師で父父川田利美も調教師、父父父川田若弥は騎手(佐賀競馬)という競馬ファミリーの血統背景。
2019年、2020年、そして今年と近年は毎年リーディング争いを繰り広げているようにその実力は申し分なく、次世代のリーダーとの呼び声が高い。
曲がったことが嫌いな九州男児らしく後輩には厳しく接しているため、恐れられている。
またインタビューでの口数が少ないことからマスコミにも恐れられているが、これは「喋ったことを勝手な解釈で切り取りする」マスコミが悪い。
勝負強いのにG1で大外枠に入った時の期待値の低さは異常。
やはり漢としてピンク帽子を被るのは屈辱的なのか。
今回は青だから大丈夫そうだ。


5枠9番 浜中俊(牡32歳) 
父浜中一幸 フリー

浜中


血統表を見てもファミリーに目立った血統は見当たらないが、祖父が競馬好きだったようでありその血を色濃く受け継いでいる模様。
デビューから順調に勝ち星を伸ばし2012年には24歳の若さでリーディングジョッキーを獲得。
しかしその端整な顔立ちゆえに周囲から嫉妬を受けることもしばしばで、ラチの外に吹っ飛ばされたり、ちょっと斜めに走っただけで騎乗停止を受けるなどのいじめられっ子の一面も。
そんな障壁を乗り越えて一昨年初めてダービージョッキーの称号を手にした。
今年も色気は充分だ。


5枠10番 福永祐一(牡44歳)
父福永洋一 ホリプロ所属 

福永祐一


天才と称された父の代表産駒。
叔父に元調教師の福永甲、福永二三雄、元騎手の福永尚武、北村卓士、義従兄に調教師の福永敏がいる華麗なる競馬ファミリー。
2018年に悲願のダービー騎手となった。
一見不愛想に見えるが、いつも競馬場で最後までサインを書いてくれる人格者。
元フジテレビアナウンサーのマツオミドリに「レースで死ぬかもしれない。それでも結婚してくれるか」とプロポーズして結婚したにも関わらず、昨年コントレイルに出会うと「自分の中心にいつもいる。こんな存在は初めて」などと語っており、現在はどうやらマツオミドリ<コントレイルのようだ。


6枠11番 吉田隼人(牡37歳)
父吉田 フリー

吉田隼人


全兄に騎手の吉田豊がいる。
過去に競馬外でのケンカにより騎乗停止になるという稀有な経験を持つ。
世の女性たちの中には「現実には白馬の王子様なんていない」という輩がいるが、彼こそが白馬の王子様であることは競馬ファンなら知っている。
そんな王子様の好きな女性のタイプはおっとり系とのこと。


6枠12番 和田竜二(牡43歳)
父和田守 フリー

和田竜


父は厩務員で、兄・和田裕一も厩務員という競馬ファミリー。
甥に騎手の岩崎翼(現:和田翼)がいる。
デビューから3年でG1を制覇すると、翌4年目にはG15勝を含む重賞8連勝という偉業を達成している。
イケメンにも関わらず性格も良く、自ら余興を買って出る親しみやすさを持ち合わせている。
その為、先輩後輩を問わず多くの人に慕われている人格者。
実際わしもTwitterで騎乗について質問したところ、まさかのリプ返が・・・!
それ以来「この人の悪口だけは生涯言うまい」と決意しました。
趣味はコスプレ。


7枠13番 戸崎圭太(牡40歳)
父戸﨑 田島俊明厩舎所属

戸崎圭


元々地方で走っており、2011年には地方所属ながら中央の安田記念(G1)を制した。
2013年中央へ移籍すると、翌2014~16年の3年連続でリーディングを獲得。
このようなトップジョッキーにも関わらず、一口馬主のパーティーでは一人一人丁寧に対応してくれ彼のもとにはいつも長蛇の列ができている。
他のトップジョッキーたちの多くがさっさと帰っていく中で、これこそがまさに彼の実直さを物語っていると言えるだろう。
好きな食べ物は焼肉。


7枠14番 田辺裕信(牡37歳) 
父田辺 フリー

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父はJA職員(JRAではない)×母主婦という一般配合。
2014年に16人中16番人気のフェブラリーSでG1初勝利を挙げ、多くのファンから「買ってるわけねぇだろ」とヤジをとばされていた。
それが原因なのか、近年ではすっかりサインを書いてくれなくなった。
(わしはヤジったことないのでサイン下さい。)
その影響か好感度は下がり気味で、前走皐月賞で2着に好走したにも関わらず、ここでも人気を落としている。
じゃあここで好感度を上げるエピソードを1つ。
田辺騎手は「好きな女性は?」と聞かれて「嫁」と答えるほどの愛妻家です。


8枠15番 ミルコ・デムーロ(牡42歳)
父ジョヴァンニ イタリア産

デムーロ


父は元騎手で、全妹は調教師、さらに全弟も騎手という競馬ファミリー。
イタリアのリーディングジョッキーだったが、2015年に日本に移籍し、日本の騎手となった。
短期免許で来日していた2012年に天皇賞を制した際に、天皇・皇后両陛下に最敬礼を行ったことで一気に日本人の心を掴んだ。
日本食も好んで食べており、外国人の大半が毛嫌いする納豆も好物である。
移籍以来、リーディングの上位常連だったが、近年は下降気味。
そんな折、種牡馬入りする縁があり、今年待望の長男が誕生。
種牡馬としての結果を出した勢いで、先週のオークスでは騎手としても再び頂点へ。
2週連続のG1制覇なるか?!注目。
好きな虫はテントウムシ。


8枠16番 クリストフ・ルメール(牡41歳) 
父パトリス フランス産

ルメール


一般的な騎手になる道である競馬学校を経由せず、普通の高校から騎手へとなった。
2015年に日本に移籍し、日本の騎手となる。
日本で外国人として初のリーディングジョッキーに輝いたトップジョッキー。
Twitterをして騎乗停止になるというお茶目な一面もあり、そのギャップからか人気は高くいつも上位人気に推されている。
「英雄色を好む」を地で行くタイプで近年はアーモンドアイ→グランアレグリアという有名な女をとっかえひっかえ。
そしてなんと今回のこのダービーの舞台でも女に乗るのだからもはや病気である。
これが独身であれば世間も大目に見てくれるだろうが、もちろん既婚者である。


8枠17番 藤岡佑介(牡35歳) 
父藤岡健一 フリー

藤岡佑介


全弟に藤岡康太がいる競馬ファミリー。
人にも馬にもあたりが柔らかい性格で折り合いには定評がある。
そのような人柄からインビュアーとしても有能で、多くのジョッキー仲間にインタビューを行い、本を出版しているほどである。
2018年にはNHKマイルCを制して悲願のG1ジョッキー仲間入りを果たしている。
好きな食べ物は焼肉。


ということでダービー全員考察でした。
今年のダービージョッキーの栄冠を手にするのは果たしてどの騎手でしょうか。

この考察が馬券検討の一助となれば幸いです。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

よろしくです

…え?これじゃないって😜

2021.5.27 post

いつもご支援ありがとうです! おかげで今日もわしのつまみが一品増えます。 乾杯🍻